年金/年金受給額を計算しよう!

年金、一体いくらもらえる?平均受給額

少子高齢化とともに論じられる年金問題。何かと不安がぬぐえないものですが、そもそも年金はいくらもらえるのでしょうか? 将来の受給額はわかりませんが、現時点で年金を受給している人たちの平均像をご紹介します。

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気になる、自分の将来の年金受給額

「消えた年金記録」など何かと気になる年金。自分自身の年金記録は自分で確認することが一番

「消えた年金記録」など何かと気になる年金。自分自身の年金記録は自分で確認することが一番

「消えた年金記録」などと社会を騒がせ、いまだ収束できていない年金問題。誤った年金の支払い記録により、年金の支給額が大きく変わってしまうこともあります。

老後の生活を考える上で避けて通れないのが公的年金。これらの支払い記録をきちんと確認をしておきたいところ。と同時に、どれくらいの年金が支給されるのかが気になります。

ところが、ここ数年の年金支給額は予想できますが、数十年後などの支給額はわからないというのが実情。ならば、現在年金を受給している人たちはどれくらいの年金を受け取っているでしょうか?

老齢年金は65歳から支給される

はじめに、公的年金制度のおさらいをしておきましょう。

公的年金は「3階建て」といわれており、水色の部分が基礎年金となる「国民年金」です。自営業者などは、この「国民年金」に加入しており、「第1号被保険者」と呼ばれています。

また、サラリーマンや公務員などは「第2号被保険者」と呼ばれ、厚生年金(公務員は共済年金)に加入していることになります。また、この第2号の人は国民年金にも同時に加入していることになっています。

次に、サラリーマンや公務員の妻(年収制限あり)は、「第3号被保険者」として国民年金に加入しています。

■日本の公的年金制度のイメージ
日本の年金制度。国民年金(水色の部分)からは「老齢基礎年金」が、厚生年金(ピンクの部分)からは「老齢厚生年金」が支給される

国民年金(水色の部分)からは「老齢基礎年金」が、厚生年金(ピンクの部分)からは「老齢厚生年金」が支給される

そして、65歳以上(厚生年金では生年月日によって60歳以降から一部受給)になると、受給要件を満たせば、加入していた年金から老齢年金が受け取れるということです(国民年金基金、厚生年金基金からも支給されますが、この記事では国民年金と厚生年金の部分のみを紹介します)。

平均受給額は国民年金が約5.4万円、厚生年金が約15万円

現時点で年金を受給している人の平均を見てみましょう。平成23年度で国民年金が5万4000円、厚生年金が15万2000円となっています。厚生年金が国民年金の約3倍となっており、厚生年金として約10万円が上乗せされているのがわかります。

■国民年金・厚生年金受給者の平均年金月額の推移
(年度末現在、単位:円)
平成23年度の国民年金受給者の平均年金額は5万4000円だが、厚生年金の受給権をもっていない人は4万9000円と5万円を切っているundefined※( )内は厚生年金保険の受給権を有しない基礎年金受給者undefined(出典:厚生労働省年金局「平成23年度undefined厚生年金保険・国民年金事業の概況」)

平成23年度の国民年金受給者の平均年金額は5万4000円だが、厚生年金の受給権をもっていない人は4万9000円と5万円を切っている ※( )内は厚生年金保険の受給権を有しない基礎年金受給者 (出典:厚生労働省年金局「平成23年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」)

国民年金は平成19年度から微増ながら受給額が伸びてきています。国民年金は年々給付額を上げていましたが、平成25年10月から、物価に合わせて給付額が下がったところです。平成25年度以降は減少するでしょう。

また国民年金のカッコ内は、厚生年金の受給権を持たない人の平均です。一般的にずっと自営業だった人などが当てはまります。平均が4万9000円と、さらに低い水準となっています。

年金だけで老後の生活を考えるのは難しいようですね。次のページでは、男女別の受給額などを詳しく見ていきましょう。

更新日:2013年10月11日

(公開日:2007年06月14日)

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