掲載日: 2002年 06月 30日
人間関係スキルシリーズ 十把一絡げに決めつける恐怖
■ レッテルを貼らずに相手と向き合う
私たちは、初めて会う人の性格を、限られた情報だけで勝手に推測してしまいがちです。しかし、この短絡的な推測は、よい人間関係を構築するうえで障害となる場合もあります。
例えば、よくよく話したこともないのに、ある人物に対して苦手なイメージを持ってしまうことがあります。苦手意識を持ってしまうと、人はコミュニケーションを避けるようになります。しかし、相手のことを詳しく知りもしないのに、相手の性格を勝手に決めつけるのは、とても傲慢で失礼なことです。
もし、自分が「暗黙のパーソナリティ観」で、相手のことを決めつけていると感じたら、客観的な事実だけに目を向け、避けたりせずに相手と向き合ってみることが大切です。じっくり話してみたら意外と話が合った、なんてこともよくある話です。
■ レッテルを貼られないために
逆の立場から見ると、私たちは他者からステレオタイプ的に認知されることになります。例えば、お客様は営業担当者のことを、自分のパーソナリティ観に基づいて、ステレオタイプ的に判断します。そのため、営業担当者のもつ外見などの特性が、お客様にとってのネガティブなステレオタイプに合致してしまう可能性があります。
優秀な営業担当者が、自分の身だしなみや話し方に気を配るのは、そのようなネガティブなステレオタイプ的認知をできるだけ避けるためです。身だしなみや話し方などのビジネスマナーを軽視する方もいるようですが、ステレオタイプ的認知で無駄な損をしないためにも、ビジネスマナーは必要なことだということが、理解できるのではないでしょうか。
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