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多くの会社から声をかけられる人とは?

皆さんは、ヘッドハンティングをされた経験はありますか?今回は、多くの会社から声のかかりやすい、つまりヘッドハンティングされやすい人についてお話します。

執筆者:高野 秀敏


皆さんは、ヘッドハンティングをされた経験はありますか?最近は、求人媒体において、スカウトメールが流行しているため、ヘッドハンティングまでいかなくても、何か自分にあった求人について、連絡がきた経験がある方は多いのではないでしょうか。一方で、本当にヘッドハンターからアプローチがあって、口説かれた経験については、案外ない方も多いのではないかと思います。ヘッドハンティングされる人とは、どのような人なのでしょうか。

ヘッドハンターが目をつけるのは、こんな人

多くの会社から声がかかる人の特徴は?
多くの会社から声がかかる人の特徴は?
多くの会社から口説かれる市場価値の高い人材の方には特徴があります。詳しく見てみましょう。

■企業の求人ニーズが高く、希少性が高い職種についている
例えば、システムエンジニア、経理、財務、法務、人事などの専門職についている方が該当します。人材の絶対数が少なく、売り手である個人がやや強い立場にあるといえる職種です。

■同じ年齢の方のなかでパフォーマンスレベルが高い
例えば、28歳だとした場合に、同じ28歳でも、実績についてはかなりの差があるものです。他の人よりも実績が明確にでている人は噂も広まり、声もかかりやすくなるものです。

■情報発信をしている
意外かもしれませんが、例えば、ビジネス雑誌に登場している方。そういった人はどんどんスカウトの電話がくる可能性が高いのです。また、最近ではブログで有益な情報を発信している方についてスカウトがかかるケースも増えてきています。発信をしていることはひとつ重要な要素であるといえるでしょう。

ヘッドハンティングされたときの注意点


さて、ヘッドハンティングにしても得意先などの顧客から直接口説かれるにしても、気をつけなければいけないこともあります。

それは、声をかけられてた際に、少々高い給料であったり、良い条件であったとしても、それが本当に3年後、5年後の自分のなりたい像に近づくのかどうかということを冷静に考える必要がある、ということです。目先の条件だけに惑わされることはあまり得策とはいえません。それで失敗する方も本当に数多くいらっしゃるのが現状です。

自分の「これは」という軸については、抽象度が高くても良いので、日ごろから、イメージはつけておいたほうが良いでしょう。それがないなかで、なんとなく良い案件だから転職という安易な転職は避けるべきです。逆に、声がかかった企業と、自分のビジョンにあっていて、それでいて条件面も良いのであればそれは良縁になる可能性が高といえます。

日ごろから、自分自身のたな卸しを行い、強み、弱みや将来の方向性について考えるようにしておきましょう。またそういった相談相手のいない方は、自分お抱えのキャリアパートナーであるキャリアコンサルタントを持つようにするのもひとつの方法といえそうです。


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