高齢だからこその注意点とは? シニアのための災害対策

世界でも有数の災害大国と言われる日本。近年も、記憶に焼き付いた大災害が数多く発生しています。こうした災害に対しては誰しも備えておく必要がありますが、特に高齢者が注意しておきたいこととは? All About『防災』ガイドの和田隆昌さんに聞きました。

提供:パナソニック株式会社

お話をうかがった方

和田 隆昌

All About『防災』ガイド:和田 隆昌

災害危機管理アドバイザー。感染症で生死をさまよった経験から「防災士」資格を取り、自治体や企業の災害対策コンテンツを作成。専門誌編集長を歴任。アウトドア、サバイバル術も得意。著書に『中後年のための「読む防災」』(ワニブックス)などがあるほか、講演会、各種セミナー(リモート可)、TVなどマスコミ出演多数。

シニアが被災者になりやすい理由と、命を守るための備え

豪雨や大地震など、日本では数年に一度の割合で大きな自然災害が発生しています。和田さんによると、こうした災害時にまず被災者となってしまうのが、高齢者と小さな子どもなのだとか。

和田さん(以下敬称略)「中でも高齢者の場合、過去の記憶や経験から “前は大丈夫だったから、今回も大丈夫” と思い込み、避難行動をとらない人が多いのも理由のひとつ。また、“近所の人は避難していないから” など、周囲に流される傾向もありがちです。こうした精神的な面と、体の自由が利きづらいといった身体的な問題が、高齢者の被害を大きくする一因と言えるでしょう」

家具の転倒防止

「壁にビスを打ちたくない」と、家具の転倒防止対策を避ける人もいますが、最近は、家にキズを着けない粘着タイプも用意されているとか。

では、高齢者が災害発生時に命を守るには、どのような備えが必要なのでしょうか?

和田「住居の耐震性を高める、家具の転倒防止対策を行うといったことは世代に関わらず必要ですが、高齢者に限って言うと“地域での見守り、助け合い”が不可欠。そのためにも、日頃から地域コミュニティに積極的に参加し、自分ができる地域貢献をしておくことが大切です。

また、過去の経験に囚われないためにも、最新の防災知識や防災用品の情報を取り入れることは必要。たとえばスマートフォンの防災アプリは、刻一刻と変わる災害の状況も入手できる重要なツールなので、事前にインストールしておくと良いでしょう。こうしたデジタル用品の使い方がわからないときなどは、コミュニティの若年層などからサポートを受けるようしたいですね」

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在宅避難の場合は、備蓄品だけでなくインフラ停止への備えも重要

災害発生時だけではなく、避難生活中も身を守る行動が必要です。和田さんによると、「避難所で命を落とす方の多くは高齢者」なのだとか。

和田「避難所はとても過酷な環境で、健康を維持することが難しい場所。多人数が集まる、固い床などで安眠できない、といったストレスにより、免疫力の低下を起こす原因となります。また、避難所では入浴も難しく、歯磨きなどの習慣もつい怠りがちに。オーラルケアなど衛生面のケアを怠ると、肺炎といった感染症や風邪にかかり悪化してしまうリスクが高まるため、高齢者の方は特に注意してください。

なお、倒壊リスクが少ない地域の場合は、在宅避難を推奨する自治体も増えています。在宅避難でできるだけ通常の環境を保てれば、健康を維持することが可能。ただし、避難所では医療機関が立ち寄るほか、配給なども行われるので、在宅避難中でも必要に応じてサービスを受けるようにしましょう」

備蓄品の食料と水

賞味期限の長い缶詰やレトルト食品は、備蓄品にもってこい。

では在宅避難に必要な、備蓄品はどのように用意しておくのがいいのでしょうか。

和田「大規模な災害に備えるなら、水や食料は家族1人につき1週間分は用意しておきたいところ。高齢者の方は米や乾パンなどを用意しがちですが、茹でるだけで調理でき、味のバリエーションもつけられるため、パスタなどがオススメですね」

さらに、水や電気、ガスといったライフラインが寸断されることも想定した備えもしておかなくてはなりません。

和田「先ほどお伝えしたオーラルケアなどの衛生用品、カセットコンロなど、ライフラインに頼らず使える調理器具を用意しておきましょう。事前に使い慣れておけば、災害時での調理に役立ちます。また、電池類やラジオも必要ですね。さらに大切なのは「あかり」です。懐中電灯を用意している方も多いと思いますが、「あかり」には指向性がありますので、正面だけでなく、周囲を照らせるランタンのようなタイプがあると、避難時にも避難生活をする上でも良いですね

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避難時にも役立つ! インフラ停止の不安を乗り越えるライト

ライトを選ぶなら、避難時に持ち出すとき、あるいはインフラが停止した避難生活中の「あかり」としても役立つタイプがオススメ。

たとえば、パナソニックの『LEDランタン(球ランタン)』。普段はインテリアや常夜灯として使えるLEDライト。熱くならないため、手持ちの懐中電灯としても使用可能。乾電池式のLEDライトで長持ちするため、常夜灯として使っていれば停電になったときもすぐに手に取ることができます。シーンに合わせて明るさを切り替えられるほか、調色機能付きの『調光球ランタン(BF-AL06)』もラインナップ。白色・電球色・全灯色の3種類から設定でき、シーンに合わせて選べます。

懐中電灯としても使えるLEDランタン

スタンドから外せば、懐中電灯としても使える『LEDランタン』。

周囲を明るく照らせるLED球ランタン

床などに置いて点灯すれば、広い範囲を照らすランタンとして使用可能。


また、前方だけでなく足元も同時に照らせる強力マルチライト』は、夜間の避難時に活躍してくれる「あかり」。最大400lmと強力でかつシンプルでコンパクトなので、非常用持出袋に入れていても場所をとりません。ハンドルの取付位置を変えれば、常夜灯やランタンとして置いて使うことも可能。強力ライトは白色、ランタンは電球色で、明るさが6段階から調節できる調光機能も付いています。

ランタンとしても使える『強力マルチライト』

『強力マルチライト』の白色ライトは最大400lmを誇ります。

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前方と足元を同時に照射可能。夜間の散歩時など、日常的にも使えます。


和田「『球ランタン』は枕元に置いておけば、就寝中に停電が起こってもすぐに対応できます。寿命の長いLEDという点もポイント。心が落ち着けたいときに電球色を選ぶなど、使い分けられる『調光球ランタン(BF-AL06)』はさらに良いですね。前方と足元を同時に照らせる『強力マルチライト』は、ランタンとして使えるのも便利。本体をワンタッチすればON/OFFを切り替えられるのが、わかりやくて良いと思います。

自宅で安全確保をし、避難生活を続けるためには、「あかり」の存在が大きいもの。夜間に十分な「あかり」があることで心強く、精神的にも安定するはずです。ろうそくなどを室内で使うのは火災や一酸化炭素中毒の原因にもなるので、長時間使用可能なLEDの用品などに切り替えておくことをオススメします」

停電・避難の際に用意したいあかり >>

シニアの災害対策にも! パナソニックの電池防災グッズ

たとえ家族と一緒にいたとしても、災害発生時には焦りや恐怖といった感情を抑えることはできません。ましてや1人のときや、シニア夫婦の2人暮らしだったとしたら……。考えただけで心配は尽きませんが、できる限りの対策を前もって行っておけば、不安や焦りは少しでも減らすことができるでしょう。

パナソニックの電池防災グッズ』ページでは上記のライトのほかにも、さまざまな製品をご紹介しています。ぜひこの機会に最新の防災グッズへのアップデートを検討してみてはいかがでしょうか。

パナソニックの電池防災グッズ「もしもの備え」 >>

パナソニックの電池防災グッズ

パナソニック 「防災グッズ」プレゼントキャンペーン

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■募集期間

2020年8月21日~2020年9月30日

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10月中下旬

※配送時期が前後してしまう可能性もございます。ご了承ください。

※当選の発表は発送をもって代えさせていただきます。

■プレゼント商品

パナソニック 「調光球ランタン BF-AL06」

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