災害のプロに聞く! 離れて暮らす子どもに教えたい、もしもの備え
親元を離れていても、かわいいわが子のことはいつも心配。普段の生活はもちろんのこと、災害時の対策がきちんとできているかも気がかりですよね。では実際のところ、若い世代の人々はどの程度の防災対策ができているのでしょうか? そんな疑問から実施したアンケート調査の結果を、All About『防災』ガイドの和田さんと共にご紹介しましょう。
提供:パナソニック株式会社
お話をうかがった方
災害危機管理アドバイザー。感染症で生死をさまよった経験から「防災士」資格を取り、自治体や企業の災害対策コンテンツを作成。専門誌編集長を歴任。アウトドア、サバイバル術も得意。著書に『中後年のための「読む防災」』(ワニブックス)などがあるほか、講演会、各種セミナー(リモート可)、TVなどマスコミ出演多数。
親世代、子世代に調査! 20代の防災意識は高い? それとも低い?
「ウチの子、ちゃんと防災対策している?」「親としては何ができる?」そんな疑問の声に答えるべく、All Aboutでは世代別に防災対策に関するアンケート調査を実施しました。まずは子世代となる20代の防災意識から見てみましょう。
All About独自調査「どの程度防災対策をしていますか?」の20代の結果
「あなたはどの程度防災対策をしていますか?」という設問に対し、「かなりしている」「どちらかというとしている」と答えた20代は29%。3割を切る数字となっています。この結果に対し、「防災意識は “被災の記憶” がない限り、醸成されません」と、和田さん。
和田さん(以下敬称略)「被災した経験や大災害の被災地であれば若い世代でも非常に高い防災意識が備わっていますが、経験がないと関心は低いまま。例外は、子育て世帯。子どもを守るという思いから、若い人でも防災への関心が高い傾向にあります。注意喚起をするなら、大規模な災害の報道などのタイミング。危機感が少しでも高まる時がいいでしょう」
All About独自調査「災害時に不安に思うこと」20代の結果
また、別の設問となる「災害時、あなたが不安に思っていることとして当てはまるものを3つまで選択してください」に対し、20代の平均値で最も多かったのは「家族の安否」。以降、「食料や物資不足」「建物の倒壊」と続きます。ここで気になったのは「特に不安なことはない」と答えた人の割合。唯一、20代だけが2桁越えの13%だったんです。他世代は5%にも満たないだけに防災意識の差が際立ちます。
では、親世代はこうした子どもたちに対し、どのように思っているのでしょうか? アンケート結果によると、離れて暮らす子どもを「心配している」「どちらかというと心配している」と答えた40代〜60代は85%。その一方で、子どもの防災対策として何かしてあげていることを尋ねても、「特にしていることはない」が47.5%となっています。
和田「とはいえ、若い世代に “対策しなさい” と単に言ったところで聞き流されるだけかもしれません。私自身、若い世代向けに防災セミナーを行っても、あまり効果がないと感じているので、キャンプやアウトドアでも活用できるグッズを提案するなど、楽しいことを織り交ぜながらアプローチしていますね」
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食料備蓄よりも重要? ライフラインの停止に備える必要性とは
上の調査結果で、もうひとつ気になったことがあります。それは「電気・ガス・水道などライフラインの停止」を不安に思う20代が比較的少なかった点。これも「水や電気の停止で困窮した経験がないためでは?」と和田さんは推察します。
和田「しかし実際の被災地だと、特に電気の停止に一番不安を感じているのは若い世代。2018年に北海道で大規模停電となった際も、スマートフォンを充電できる場所に並んでいるのは若者ばかりでした。アンケート結果で最大の不安となった “家族の安否”も、スマートフォンがつながらなくては確認できません。スマートフォンは “情報” “連絡手段” “地図” “あかり” などを兼ねて使える最強のサバイバルグッズ。電源が切れては無意味なので、充電できる非常用バッテリーの確保は必須です」
さらに停電に備えるなら、あかりを用意しておくことも大切だとか。
和田「災害発生は昼間とは限りません。あかりの確保は、夜間の避難時やその後の避難生活のために重要です。また、食事の時などは1箇所を照らすタイプではなく、ランタンのように周囲を照らすあかりも必要。暗闇の中では不安も大きくなり、精神的にももたなくなるため、十分なあかりは災害時にとても有効です」
なるほど。では災害時のインフラの必要性をどのようにしてわが子に伝えればよいのでしょうか。
和田「まずは停電が起こりうることや備えの必要性を説くのも良いでしょう。モバイルバッテリーなどの場合は、“スマホ使えないと困るでしょ” の一言も効果がありそうです。また先ほどもお伝えしたように日常使いのできる防災グッズとして紹介するのも手ですね。
ただ20代は立派な成人。理想を言えば災害時の家族の情報収集役に任命したいところです。“必要な情報は家族にも知らせて” と責任を持たせれば、スマートフォンのバッテリー切れに配慮してモバイルバッテリーを所持するようになりますし、結果的に本人のリスクも低減できます」
防災グッズの選び方をQ&Aでご紹介! >>
災害時も安心の乾電池式モバイルバッテリー&普段使いもOKのライト
心配なわが子の防災対策。防災意識を高めるにしても、災害時に役割を持たせるにしても指導ではなく、こちらから能動的なアクションが必要そうです。帰省や仕送りのタイミングなどで「何か渡そう!」と思うなら、便利で使い勝手の良いグッズを選んでみてはいかがでしょうか?
たとえばモバイルバッテリーなら、1台2役で活躍する『乾電池式モバイルバッテリー BH-BZ40K』がオススメです。単3形電池4本でスマートフォンの充電ができるだけでなく、LEDライト機能も搭載。明るさは約8lmで、もしものときのあかりとして頼ることができます。種類や容量が異なる電池を混合使用できるのもポイント。電池の電圧を検知し、必要に応じて給電をストップするため、過放電を避けられます。家じゅうにある単3形電池を集めて充電……といった使い方ができるのもオススメです。
あかりでは、首に掛けて使える『LEDネックライト』がオススメ。両手をふさがずに足元を照らせるため、夜間の避難時に役立ってくれるのはもちろん、夜間のジョギングや音楽のフェス会場などでも活用できそうです。ビビッドなピンクなどの4色から選べる標準タイプ(BF-AF10P)のほか、強弱切替え機能付きタイプ(BF-AF12P-H)、点滅機能付きタイプ(BF-AF11P-W)もラインナップ。
このほか、便利なライトとしてご紹介したいのは『電池がどれでもライト BF-BM10』。単1形から単4形まで、いずれか1本の電池があれば使えるLEDライトです。乾電池が足りないときは、他の機器から1本だけ取り出して使用できて便利。ライト部分を上にして床置きすれば、ランタンとしても使えます。ボディはコンパクトながら持ち手が大きめで握りやすく、持ち運びやすいのもうれしいですね。
和田「外出時やコンセントを使えないときの緊急充電時に活躍する『乾電池式モバイルバッテリー』は、電池を購入すれば使えるという利点があります。普段使いのモバイルバッテリーに加えて用意しておくと、もしものときも安心できるはず。避難時は荷物が多くなることもありがちですが、『LEDネックライト』なら両手フリーで照らせるのが良いですね。また、災害発生時には必要なサイズの電池が必ず手に入るとは限りませんが、『電池がどれでもライト BF-BM10』なら大丈夫。使わない電気機器の電池を外して使うなど、応用が利く製品ですね」
頼りになる防災グッズをチェック >>
パナソニックの電池防災グッズで「もしも」に備えを
災害発生時、わが子と連絡が取れない状況は心配なもの。さらに離れて暮らしているなら現地の状況がわからない分、不安は募る一方です。当然ながら、防災グッズを揃えれば危険がゼロになるわけではありません。でも、必要なものを知り、備えていれば、必ず役に立つはず。
『パナソニックの電池防災グッズ「もしもの備え」』ページでは今回、ご紹介したもののほかにも、さまざまな製品をチェックできます。お子さんに送るだけではなく、あなたの防災への備えとしても、パナソニックの電池防災グッズを加えてみませんか?
パナソニックの電池防災グッズ「もしもの備え」 >>
パナソニック 「防災グッズ」プレゼントキャンペーン
■応募方法
記事下のアンケートにご回答ください。
※お一人様1回のご応募に限らせていただきます。
■当選人数
10名様
■募集期間
2020年8月7日~2020年9月30日
■商品発送
10月中下旬
※配送時期が前後してしまう可能性もございます。ご了承ください。
※当選の発表は発送をもって代えさせていただきます。
■プレゼント商品
パナソニック 「乾電池式モバイルバッテリー BH-BZ40K」
パナソニック 「LEDネックライト BF-AF10P」
※2点セット
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