子供の家庭学習に活用したい！ネットで入手できるオススメ教材

子供が小さいうちは家庭学習を……。そう考えるママのために、教育の専門家が家庭学習のポイントを紹介！ネットで手に入るオススメの教材も教えてもらったので、お子さんの学びに、ぜひお役立てください。

提供：ブラザー販売株式会社

お話をうかがった方

All About『子供の教育』ガイド：森大輔

慶應義塾高校から慶應義塾大学法学部法律学科へ進む。卒業後、東証一部上場企業、関西地方の大手進学塾を経て2010年に独立。翌年、勉強する楽しさを感じさせながら、基礎学力と思考力（考える力）を養成する『森大塾』をスタート。

家庭学習ならではのメリット、デメリットを知ろう！

森さんによると、家庭学習を行うメリットとして「知識を定着させられること」が挙げられるのだとか。

森さん（以下敬称略）「学校や塾で教わっただけでは、すぐに忘れてしまいがち。自分のものにするには反復練習が一番なので、家庭では復習に力を入れるとよいでしょう。学校や塾で学んだことを復習できる宿題があるなら、それを行えば十分です」

ここで考慮したいのが、子供が授業の内容を間違って理解している場合。ノートに写した内容を元に復習するときに、誤った知識が身に着いてしまいかねないので注意が必要なのだそう。また、復習とはいえ、作業的に反復練習をさせるだけでは不十分とか。

森「復習では、授業で間違ったところを中心に行うのが効率的です。たとえば、筆算の繰り上がりの箇所でつまづくならば、そこを中心に復習するなど、子供が苦手とするところを見てあげたいですね」

「未就学児で塾に通っていない子供なら、本人の興味があることを教えてあげてください」と、森さん。文字を読むのが好きなら“あいうえお”を覚えさせたり、数が好きなら計算の仕方を教えたりするのがよいそうです。

ネットで入手できるオススメ教材とその活用方法

最近は、家庭学習に役立つ教材がウェブ上に増えているとか。その中から、森さんが特にオススメするサイトを教えてもらいました！

ちびむすドリル
森「知育・学習プリントが豊富で、特に小学生向けは充実しています。テストや練習問題のプリントは、子供がつまずきやすい箇所をチェックするのに最適。知育的な要素が多く、ことわざや数字なども学べますよ。また、幼児向けのぬりえもオススメです」

ドリル・出来杉君
森「特徴は、算数の単元設定が細かいところ。計算だけでなく、時計の読み書きや体積を求めるドリルなども用意されています。また、問題の数値を自分で入力できる上に、その数値に添った回答も表示されるのもよいですね」

小学生の漢字プリント
森「小学生を対象に、書き取りではなく問題形式の漢字ドリルが掲載されています。書き取りは学校で行うので、家庭ではこういったものがいいかな、と。小学2年生以上には、他のサイトではあまり見られない対義語問題も用意されています」

森さんによると、上記のようなプリントは紙に印刷して使えるのが利点だとか。

森「算数の問題は、書きながら考えることが成長のポイントなのですが、問題集に直接書き込むと反復練習ができなくなるし、問題をノートに書き写すのも非効率。一方、紙は自由に書き込めて、その都度、印刷すれば反復練習も行えます。また、紙ならどれだけの数をこなしたかが一目瞭然なので、多ければ多いほど、子供の達成感へとつながると思います」