マンガ・コミック 人気記事ランキング(2ページ目)

浦沢直樹によるテニスを題材にしたスポーツマンガです。主人公のみゆきがテニス界の女王を目指すという物語。浦沢直樹の作品なのでストーリーの面白さは間違いありません。最終的にはタイトル通り“ハッピー“エンドの結末、どんなに苦悩があっても努力をすれば成功に近づく！と素直に思わせてくれます。

麻雀を知っている人なら、その華麗な「鳴き」のテクニックにシビれること請け合いです。麻雀を知らない人でも、作者の独特の世界観と、迫力ある画そのものに惹き付けられると思います。なんだか意味がよく分らないんだけど妙にカッコいいです。ポーズ、タバコの持ち方、鳴き方などを当時マネする雀士は多かったですね。

松本零士さんの奥様の作品「マキの口笛」。60年代の頃の少女の夢をいっぱい盛り込んだゴージャスなバレエ漫画です。主人公のマキと、白血病に侵された女優の母との親子愛、バレエへの思いなど、ロマンティックなシーンが満載です。ものすごく懐かしい作品です。

主人公は大きな体のウサギのパンク、そして飼い主の小学生の女の子ボニーちゃん。パンクは人間の言葉もしっかり話せるのですが、「ムチャー」とかうさぎ言葉もあるところが可愛くて面白い。お話はボニーちゃんやパンク達のドタバタギャグコメディーです。

今から25年くらい前のバンド全盛期に出た、バンドもの漫画です。出て来る男の子は全てバンドマンで、肝となる男子二人は、正反対のキャラクターで描かれています。描写もリアルなので、日本のロックが輝いていた当時の雰囲気を感じながら読んでもらいたい作品です。

舞台は、お子息ご令嬢が集まる高等部の生徒会「有閑倶楽部」。生徒の中でも抜群な能力や権力を持った6人が集まっており、さまざまなことに巻き込まれていきます。何話かでエピソードが終わるようになっており、毎ストーリーが2時間サスペンスドラマのような見応え。お金持ちならではの豪快さが痛快です。

日本人なら誰もが知っている、あの聖徳太子がまだ厩戸皇子と呼ばれていた頃のお話を、まったく新しい切り口で描いた漫画です。謎の多い人物でミステリアスな部分が多いだけに、斬新な設定も可能だったのでしょうね。

ピアノの才能に恵まれながら、経済的な事情で進学をあきらめかけていた真澄が、大財閥の弾正家に入り込み、ピアノの腕もめきめきと上げ、ライバルを蹴落としていく……。ピアノへの向き合い方・コンクールに臨む姿勢などが丁寧に描かれているので、紙面からピアノの音が聞こえてきそうになります。

絵はラフな感じでかわいく、セリフも笑いのツボを心得ているファンタジー漫画。しかしそれだけではありません。殺人や強盗が普通に起こる世界で、案外描写がグロいです。気持ちの変化や背景がしっかり描かれていて、こんなに面白くてせつなさに泣ける漫画はありません。

北海道大学獣医学部を舞台にした本作品。タッチは非常に繊細で、いかにも少女漫画風なのですが、少女漫画に不可欠な「LOVE」の要素がまったくありません。人間の男女のLOVEは描かれていなくても、登場する動物たちがとにかく人間くさくてラブリーなので、じゅうぶんです。