マンガ・コミック 新着記事一覧(13ページ目)

「ボールはトモダチ」が信条の主人公・大空翼が、仲間とともに全国大会出場を果たし、そこで新たなライバルたちと出会い、さらに成長していく物語。典型的なスポ根漫画ですが、登場するキャラクターの一人一人の性格が非常に魅力的に描かれているので、試合以外のシーンにも見どころが満載。日本サッカー界にもっとも強い影響を与えた作品です。

「機動戦士ガンダム」の安彦良和さんによる「王道の狗」。舞台は宇宙ではなく、明治初期の日本。自由民権運動に身を投じ、強盗事件の咎で投獄された主人公の加納周助が、数奇な運命に導かれていく物語です。一度開けば、一気に作品世界に引きずり込まれてしまいます。

「ぼくんち」は、絵柄からは想像できない内容の不思議な作品です。社会の暗部を凝縮したかのようなどん底の町の生活が、幼児向けの絵本のような可愛い絵と、子ども目線の素朴な語り口で、ひたすら明るく描かれています。考えさせられる場面や感動させられる場面などもあり、すごく読みごたえがあります。

女子高に赴任した小津晃太朗。婚約者がいるが同僚で7つ年上の英語教師、原多香子にひかれていく。そして多香子もまた、晃太朗にひかれていく……。青年誌での連載でしたが、ぜひアラサー世代の女性におすすめしたい作品です。何かを期待してしまう気持ちなどの心理描写などがとてもリアルに描かれています。

孤児院から引き取られたコリンヌは、乗った船が座礁し記憶を失う。コリンヌに惚れているアランと次第に愛し合うようになるが、コリンヌとして伯爵令嬢になりすましたアンナが命を狙うように……。少女まんが家の大御所、細川先生の今作は、ロマンティック満載です。

主人公のオリビエは、背中に秘境エルドラドを示す暗号が刺青で彫られており、過酷な運命を強いられています。双子の兄エロールと2人の青年が命を懸けて愛するオリビエを守るが、姫の方は無邪気でその愛を理解していない……。すべてに渡ってスケールがでかく、いろんな要素てんこ盛りの作品です。

主人公はお嬢で美しいが、プライドが高く、ひねくれまくった性格の持ち主、白鳥麗子。彼女の葛藤や驚くような行動にはとても笑え、いじらしい行動には共感できます。コメディなのだけれど恋愛の要素も強く、読むだけで明るく、元気が貰える漫画です。

愛する娘の彼氏に対して嫉妬をしまくるお父さん。少女漫画らしからぬちょっぴりグロテスクな描写がコミカルな作品です。恋愛もののきゅんきゅん漫画ではなく、箸休め的な感じ。お父さんは共感できることが多いと思います。

この漫画は作者であるさくらももこさんの幼少時代を元にしたもので、今では国民的人気アニメとなっています。インパクト満点のキャラクターが揃い、また当時の人気歌手も多数登場しています。基本的には楽しく笑える漫画なのですが、時には泣けるシーンなどもあり、人間らしさが感じられるほのぼの系漫画です。

主人公であるさちよは、同じクラブに所属する男の子を意識し始めるのですが、同じ家に住む従兄弟の圭子とその好きな子がバッティングしてしまう……。心の描写がとても繊細で、共感できる点も多く、いつの間にか自分が主人公になってしまったかのように夢中になって読める作品です。