中古車ガイド籠島 康弘

中古車の価格は人気に左右されるもの。となれば人気のない車ほど安いわけですが、中には知名度が低いゆえに人気がない＝安い車もあるのです。今回はそんな一台をご紹介します。

フルモデルチェンジ間近のレガシィシリーズですが、ここにきて特に値落ちが目立つのが、アウトバックです。ここ3カ月でググッと身近になってきました。

リーマンショックを期に始まった厳しい経済状況。しかしそのおかげで中古車市場は“おいしい”ことがたくさん！　そんな中から、不況のおかげで買えるようになった日産エクストレイルを紹介します。

日本でステーションワゴンといえばレガシィツーリングワゴン、他にはアコードワゴン、ステージア……といくつか出てくるが、トヨタアベンシスワゴンを知っている人は少ないのでは？ 今回はそんな大穴をご紹介。

新型が登場したものの、パッと見ではなかなか旧型と見分けがつかない。だとしたら旧型を中古車で安く手に入れるのは賢い！　しかも今はある理由で、100万円以下でも満足できるかも……!?

2009年最初のおいしい中古車は、庶民には手は出せないけど、たった3年で1200万円も値落ちしているベントレーコンチネンタルＧＴを紹介。ITバブル華やかなりし頃（？）の貴公子が、もうこの値段とは…。

2008年最後にご紹介するのは、2008年度ベスト・オブ・ザ・おいしい中古車と呼ぶべき一台、日産スカイラインクーペ、現行モデル。なにしろたった1年落ち＆800mで新車の193万円落ちですから。

旧型ボルボV70が100万円を切って久しいですが、個人的にイチオシなのは120万円～150万円の価格帯。何しろ走行距離が少なめなのがおいしい。なんちゃってセレブを気取るなら、ここが狙い目です。

デビューから10年経ってもなお、その美しさが色あせないプジョー406クーペ。ピニンファリーナが手がけた流麗なこのクーペ、120万～150万円がちょうど熟れ頃のようです。

年式相応とはいえ、旧型アウディA6のクワトロモデルが100万円以下で十分狙えるようになっています。これからのシーズン、おしゃれにゲレンデに向かうならかなりオススメの一台です。