野球・メジャーリーグガイド瀬戸口 仁

いまセ・リーグでは、全チームから貯金が消えるという、まさに「セ界の終わり」とも呼べる異常事態が起きている。

連敗から抜け出せない中畑DeNA。その裏では、指揮官の不用意な「ひと言」が少なからず影響しているようだ。ほんのひと言で流れが変わることは、スポーツ界ではよくあること。しかも、信じられないくらいに“逆流”することも珍しくない。

巨人から日本ハムへ移籍した矢野謙次外野手。移籍後の初スタメンで、いきなり猛打賞デビューを飾った矢野は、新チームでの初のお立ち台で涙を見せた。

右手首の炎症と右前腕部の張りでDL（故障者リスト）入りしていたヤンキース・田中将大投手（26）が、たった2試合で完全復活を遂げた。

いまから20年前、日本プロ野球界からメジャーリーグに挑戦し、たちまち「NOMOマニア」を巻き起こした野茂英雄氏。その年、現地ですべての登板を取材したガイドが、当時のことを振り返る。

中田翔を中心に6歳年上の中村剛也と、6歳年下の森友哉という大阪桐蔭トリオが本塁打で競い合っている。

日本とアメリカで異なる野球の文化。なかでも象徴的なのが、ファウルボールに対する意識の違いだ。

首位をキープするDeNAの勢いが、本物になってきた。その背景には、今や“ハマの新大魔神”、“ハマの小さな大魔神”と呼ばれるようになったラッキーボーイの出現があった。

マーリンズ・イチローが日米通算1968得点をマークしたニュースは、全米中で大きく取り上げられた。その背景には、日本のプロ野球記録“1967得点”を持つ王貞治氏を上回ったことも関わっている。

王貞治氏の持つプロ野球記録の1967得点を上回ったイチロー選手が、王氏の持つもう一つの日本記録にも迫りつつある。