きよます たかひろ
専門医として診療を行う現役のアレルギー・小児科医師
小児科医・アレルギー専門医。京都大学医学部卒業後、日本赤十字社和歌山医療センター、京都医療センターなどを経て、大阪府済生会中津病院小児科・アレルギー科で診療に従事。論文・学会報告多数。診察室外で多くの方に正確な医療情報を届けたいと、インターネットやテレビ、書籍などでも数多くの情報発信を行っている。
H7N9型の鳥インフルエンザの症状・治療・予後
これまで人への感染例がなかった「H7N9型」の鳥インフルエンザ。今年2013年、中国で人への感染と死亡が報告され、今後は人から人への感染が危惧されています。これまでわかっている情報をまとめ、症状・治療・予防法・予後について解説します。
先天性風疹症候群の原因・症状・予防
2012年頃から風疹が流行しています。風疹は、治療方法はありませんが、ワクチンで予防できる病気です。特に、感染予防が大切なのは妊婦です。妊娠中に風疹にかかると、生まれてくる赤ちゃんが先天性風疹症候群になります。
乳幼児突然死症候群の危険因子・対策
乳幼児突然死症候群(SIDS・エスアイディーエス)は、名前の通り、乳幼児が兆候なく突然に亡くなってしまう病気です。原因は不明ですが、いくつかの危険因子が報告されています。1人でも発症が少ないことを願ってやみません。
腸チフスの症状・治療・予防接種
腸チフスという感染性の腸炎があります。日本では減りましたが、海外ではまだある病気です。日本ではワクチンがあることが認知されていません。海外旅行時に勧められる予防接種の1つです。ワクチンがあることをぜひ知っておいてください。
PM2.5による気管支喘息・気管支炎
PM2.5とは「Particulate Matter 2.5」の略。Particulateは微粒子、matterは物質なので、直径が2.5μm以下の超微粒子を指します。気管支喘息や気管支炎の原因となるPM2.5は、工場や産業の廃棄物、自動車の排気ガスとして知られています。
花粉症に乳酸菌!? フェカリス菌という乳酸菌の効果
国民病とも言えるスギ花粉症。毎年、花粉症で悩む人は増加しています。花粉症対策として、症状が出にくくなる体質にできたらいいでしょうが、その治療方法にはもう少し時間がかかります。身近に少しでも軽くできるものがあればいいのですが……。
狂犬病ワクチンの接種・時期・副作用
狂犬病は、狂犬病ウイルスに感染している動物に咬まれて、発症すると、致死率ほぼ100%という病気です。日本の犬、猫に咬まれて発症した狂犬病は幸い、1957年以降見られず、海外で犬に咬まれて発症する例が散見されます。発症しないために、ワクチンがあります。狂犬病ワクチンについて説明します。
黄熱ワクチンの接種・時期・副作用
野口英世先生が亡くなられたことで有名な黄熱ですが、日本では幸い見られません。これから卒業旅行などでアフリカに行く場合など、海外に渡航時には必要な知識ですので、ここで黄熱ワクチンについて説明します。
子どものノロウイルス胃腸炎の症状・検査・治療・予防
2012年から流行しているノロウイルスによる胃腸炎ですが、治療方法が無く、予防が大切です。特に、子どもで注意する点を説明したいと思います。
子どもの急性虫垂炎の症状・検査・治療
乳児には少なく、5歳頃から多くなる病気の1つに、急性虫垂炎があります。大人と違って、子どもでは症状が進みやすいので要注意です。虫垂が炎症で破れてしまうと、腹膜炎、敗血症(菌血症)を起こすので、早期発見が大切です。急性虫垂炎について説明したいと思います。
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