きよます たかひろ
専門医として診療を行う現役のアレルギー・小児科医師
小児科医・アレルギー専門医。京都大学医学部卒業後、日本赤十字社和歌山医療センター、京都医療センターなどを経て、大阪府済生会中津病院小児科・アレルギー科で診療に従事。論文・学会報告多数。診察室外で多くの方に正確な医療情報を届けたいと、インターネットやテレビ、書籍などでも数多くの情報発信を行っている。
狂犬病ワクチンの接種・時期・副作用
狂犬病は、狂犬病ウイルスに感染している動物に咬まれて、発症すると、致死率ほぼ100%という病気です。日本の犬、猫に咬まれて発症した狂犬病は幸い、1957年以降見られず、海外で犬に咬まれて発症する例が散見されます。発症しないために、ワクチンがあります。狂犬病ワクチンについて説明します。
黄熱ワクチンの接種・時期・副作用
野口英世先生が亡くなられたことで有名な黄熱ですが、日本では幸い見られません。これから卒業旅行などでアフリカに行く場合など、海外に渡航時には必要な知識ですので、ここで黄熱ワクチンについて説明します。
子どものノロウイルス胃腸炎の症状・検査・治療・予防
2012年から流行しているノロウイルスによる胃腸炎ですが、治療方法が無く、予防が大切です。特に、子どもで注意する点を説明したいと思います。
子どもの急性虫垂炎の症状・検査・治療
乳児には少なく、5歳頃から多くなる病気の1つに、急性虫垂炎があります。大人と違って、子どもでは症状が進みやすいので要注意です。虫垂が炎症で破れてしまうと、腹膜炎、敗血症(菌血症)を起こすので、早期発見が大切です。急性虫垂炎について説明したいと思います。
混合性結合組織病の症状・治療・予後
混合性結合組織病は、膠原病の1つです。膠原病である強皮症、多発性筋炎、全身性エリテマトーデス(SLE)という病気のような状態が同時または徐々に出てくる病気で、RNPという自己抗体が陽性になる病気です。強皮症、多発性筋炎、SLEとは区別されています。
敏感肌・乾燥肌…お肌の乾燥に大切なスキンケア方法
冬が近づくと、アトピー性皮膚炎の人は肌の乾燥や赤み、痒みに悩まされることが多いようです。季節のせいではなく、これは「乾燥肌」「敏感肌」と呼ばれる状態。お肌の乾燥状態を知り、肌をチェックしスキンケアをすることが大切です。
大人用の肺炎球菌多糖体ワクチンの接種・時期・副作用
肺炎球菌に対するワクチンは日本では2種類あります。主に子供に使用する7価肺炎球菌ワクチンと主に大人に使用する23価肺炎球菌多糖体ワクチンです。今回は、23価肺炎球菌多糖体ワクチンについて説明します。
起立性調節障害の症状・治療
朝起きが悪い、立ちくらみ、めまいなどをよく訴えるときに、考えられる病気に、起立性調節障害という病気があります。小学高学年に多いと言われています。この起立性調節障害について説明します。
先天性心疾患である心房中隔欠損症と心室中隔欠損症
心房中隔欠損症と心室中隔欠損症は、先天性心疾患の中で、頻度が高い病気です。心臓の左右の壁に穴が開いている病気です。
A型肝炎ワクチンの接種・時期・副作用
肝炎を起こすウイルスのうち、A型とB型に関しては予防接種があります。A型肝炎は経口感染する肝炎です。生活環境の整備で、A型肝炎は減りましたが、油断のできない感染症です。A型肝炎ワクチンについて説明します。
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