
慶応大学医学部卒業後、カリフォルニア大学バークレー校などに留学。留学先でのカルチャーショックから、自身も精神的な辛さを感じたことを機に、現代人のメンタルヘルスの重要性を悟りました。精神病院の現場から、みなさまの毎日の心の健康管理にお役に立てるよう、メンタルヘルスに関する情報発信を行っていきます。
心が限界なのに、人には笑顔で接してしまう「微笑みうつ」とは? 自分も他人も気付きにくい危険性も
【精神科医が解説】人前では笑顔で過ごせるのに、一人になると気持ちが沈んでしまう「微笑みうつ」。つらさが周囲に伝わらず、気付かぬうちに限界を超えてしまうことがあります。危険性と対処法について、分かりやすく解説します。(※画像:Shutterstock.com)
モノの価値以上!? プレゼントはどんな欲求を満たすのか。心理学で考える「嬉しさ」の正体
【精神科医が解説】「プレゼントをもらうと嬉しい」のはあまりに当たり前のことですが、人が幸せを感じるのは大抵、「何らかの欲求」が満たされたときです。プレゼントで嬉しさを感じるとき、どのような欲求が満たされているのか、分かりやすく解説します。
パートナーの浮気が不安で、心の病気になることも……心を守るために大切な、精神医学的な対処法
【精神科医が解説】配偶者や恋人の浮気が疑われる場合、強い不安やストレスに繋がります。信じたい気持ちと疑念を繰り返すうちに日常生活に支障を来たすほか、うつ病などの心の病気のきっかけになることもあります。心身の健康を守るためにはどうすればよいのか、精神医学的な対処法を解説します。
寒さに弱い・疲れやすい・気分が落ち込む……うつ病的な不調は「甲状腺機能低下症」が原因の可能性も
【医師が解説】うつ病を疑うような気持ちの落ち込みの症状は、心の病気ではなく、別の病気が原因で起こることもあります。「気持ちが冴えない」「寒さに弱くなった」と感じる方に一度疑って頂きたいのが「甲状腺機能低下症」です。甲状腺機能低下症の原因、主症状と問題、検査法、見分け方、治療法について解説します。
落ち込んでいるときのお酒はなぜ危険? うつ病の治りも遅くなる心の不調時のアルコールのリスク
【医師が解説】「酒は百薬の長」と言われますが、落ち込んでいるときの飲酒には注意が必要です。特にうつ病などの心の病気の治療中は、アルコールは避けましょう。不安感はお酒では解決できませんし、心の病気の症状を悪化させ、アルコール依存症のリスクを高める危険すらあります。分かりやすく解説します。
20~30代女性に多い「冬季うつ病」とは? 原因・症状・改善のポイント
【医師が解説】「冬季うつ病」は、秋から冬にうつ症状が出現し、春になると自然に回復します。原因は寒さではなく、冬季の日照時間の短さによるセロトニン不足が関係していると考えられています。冬季うつ病の特徴と症状について解説します。
人混みや電車が苦手……急に不安や息苦しさを感じるのは性格のせい? 「広場恐怖症」のサインと対処法
【精神科医が解説】人混みで突然不安や息苦しさを感じる場合、「広場恐怖症」の可能性があります。治療の基本はSSRIという薬です。分かりやすく解説します。(※画像:Shutterstock.com)
「どうせ治らない」うつ病治療中のネガティブな気持ち……「諦め」が変わる回復の第一歩は?
【精神科医が解説】「うつ病はどうせ治らない」と思っていませんか? 受診前や治療中にネガティブ思考にとらわれるのは自然なことです。適切な治療を続ければ3カ月ほどで回復が見えてきます。抗うつ薬の正しい理解と継続が、諦めを希望に変えるカギです。
自分が誰か分からなくなる「解離性遁走」とは……症状・原因・記憶を取り戻すリスクも
【精神科医が解説】突然の記憶喪失や自分が誰か分からなくなる「解離性遁走」は、精神医学的にもまれな病態です。なぜ解離や記憶喪失が起こるのか、記憶を取り戻すことのリスクと注意点について、分かりやすく解説します。
依存の少ない最新の睡眠薬と選び方の注意点……翌日への効果持ち越しや不眠の根本原因にも注目
【精神科医が解説】「睡眠薬は依存性が心配」という方はいませんか? 近年の不眠治療では、依存の少ない新しいタイプの睡眠薬が第一選択薬となっています。旧来のタイプの薬は、翌日への持ち越し効果にも注意が必要です。薬の特性や個人差を理解し、不眠の原因解決にも取り組んでいきましょう。
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