高級マンションガイド坂根 康裕

本来、分譲マンションは地元の住み替え需要が主たるターゲットになるのだが、なかには例外もある。全国的に知名度が高い地域、他では得られない特別な魅力を有した場所。その代表的なひとつに、鎌倉がある。

「ヨコハマ・ミライ・プロジェクト（仮称）」（三菱地所レジデンス）は、JR京浜東北線「新子安」駅から徒歩4分、京浜急行線「京急新子安」駅から同じく徒歩4分、総戸数497戸の大規模マンションプロジェクトである。その着工を機に、開発経緯についてまとめてみる。

先月、元麻布の閑静な住宅街に黒を基調とした瀟洒な建物が竣工した。地上6階建て、総戸数19戸の「The Upper House」。専有面積81.74～256.36平米、3～4Bed roomの大型住戸を中心に構成された高級賃貸マンションである。

「ブランズ目黒花房山」（事業主/東急不動産）は地下1階地上5階建て、総戸数29戸の高級マンションである。現地は、JR山手線「目黒」駅から徒歩4分、高台の一角にあたる。建物は竣工済。ヒルトップならではの眺望をご覧いただこう。

昨今、新築マンションにおける構造設備の進化が著しい。具体的な成果は何か？ 注意点はないのだろうか？ 一般の人には発見しにくいポイントを解説する。

低層マンションは、立地環境の魅力に加え、デベロッパーが緊張感を味わいながら持てる力を発揮するところに物件としての面白みを見出すことができる。厳しい制限のなかで、どんなコンセプトを打ち立て、形にするのか。それはオーナーの住まい方にも相通じるものがあり、もっといえばその後リフォームを手掛ける設計者に降りかかるプレッシャーでもある。

晴海の大型タワープロジェクト第2弾が公開された。三菱地所レジデンス、鹿島建設の共同事業「ザ・パークハウス晴海タワーズ ティアロレジデンス」。その見どころをまとめてみた。

東京屈指の超高層マンション「六本木ヒルズレジデンス」（港区六本木6丁目）。華々しくデビューした先進タワーも早10年が経過。色褪せない個性と完成度の高い専有部をあらためてご紹介しよう。今回取材した住戸は19階の南西角、185.12平米の3Bedroom。

今週末からモデルルームグランドオープンを予定している「ザ・パークハウスグラン三番町」（三菱地所レジデンス）。年明けから公開した公式サイトへの反響数は3,000件にも及ぶという。株高の追い風にのる最新の高級マンションをレビューする。

10年をいう節目を機に、あらためて「六本木ヒルズ」についての記述を試みた。