あべ かずほ
薬学博士・大学薬学部教授。脳科学と薬理学を専門とする研究者
東京大学薬学部卒業、同大学院薬学系研究科修士課程修了。東京大学薬学部助手、米国ソーク研究所博士研究員、星薬科大学講師を経て、武蔵野大学薬学部教授。薬学博士。専門は脳科学と医薬。
大根の辛み成分の役割と健康効果・辛味を調整する方法
【大学教授が解説】大根の辛味成分には、健康効果や抗菌作用があります。この辛み成分は、大根の若さや部位、品種によっても含量が異なりますが、調理法によっても調整することが可能です。大根の辛味の原理と、食卓でも使える辛味を調節する大根の選び方・調理法のコツをご紹介します。
しっかり噛めば認知症予防になる?歯と脳の健康の意外な関係
【認知症の専門家が解説】「よく噛めば、頭がよくなる」というような話を聞いたことはありませんか? 実際に、認知症予防や治療を考える上でも、歯の健康や口腔環境には、脳の健康に大きな関連がありそうなことがわかっています。わかりやすく解説します。
花粉症などの目のかゆみ・充血に効く目薬…青紫色の点眼薬の効果・効能
【薬学博士・大学教授が解説】花粉症などの目のかゆみや充血に効く目薬には、「アズレンスルホン酸」を主成分とするものが多くあります。アズレンスルホン酸は青色や紫色をしているため、この色の目薬には抗炎症作用や組織粘膜修復促進作用があるということです。わかりやすく解説します。
95%は水でも魅力的!大根の栄養成分・ジアスターゼ・食べ合わせ
【大学教授が解説】大根は約95%が水分ですが、栄養がないというのは大きな誤解です。大根に含まれる栄養成分や酵素であるジアスターゼには、体によい効果があります。胃の調子の悪さを助けてくれるジアスターゼの働きと効果、酵素を壊さずに食べる方法と注意点、他の食材との健康的な組み合わせについて、ご紹介します。
目の疲れや炎症・充血には「ビタミンB2」? 目薬の成分と効果
【薬学博士・大学教授が解説】目の疲れや炎症・充血を改善する目薬には、「ビタミンB2」が入ったものがよく見られます。ビタミンB2には、角膜の組織代謝を促進し、修復を促す効果が期待できるからです。ビタミンB2は、多くの栄養ドリンクにも含まれています。ビタミンB2の効果とはたらきについて、少し専門的な解説も含めて説明します。
ビタミンB12の目薬は赤色!実は色で分かる点眼薬の成分・効能
【薬学博士・大学教授が解説】薬局で売られている目薬には、鮮やかな色がついているものがあります。着色されているわけではなく、有効成分の色そのものです。赤色の目薬に入っているのは眼精疲労を改善するビタミンB12です。わかりやすく解説します。
「人工甘味料」「合成保存料」の表示が食品から消えたワケ
【薬学博士・大学教授が解説】「人工甘味料」「合成保存料」などの言葉の食品表示が今年度から禁止されました。「人工的に加工されたものは有害で、自然由来のものは安全」という誤解を助長しないことも狙いのようです。安全な食品の選び方のポイントを、わかりやすく解説します。
鍋が原因で認知症に?アルツハイマー病とアルミニウム原因説の誤り
【認知症研究者が解説】「アルミ鍋が原因で認知症になる」という説が注目され、悪徳商法にもつながるなど社会問題になった時期がありました。この「アルミニウム仮説」、俗にいう「アルミニウム原因説」は誤りだったことが分かっています。その理由について、わかりやすく解説します。
アミロイド仮説が支持される3つの理由と治療薬開発の課題
【薬学博士、認知症研究者が解説】アルツハイマー病によって起こる「アルツハイマー型認知症」。治療薬の開発が世界中で待ち望まれていますが、まだ有効性を示せた薬はありません。治療薬開発の現場で、「アミロイド仮説」が支持されている理由、それにも関わらずまだ有効な薬が見つかっていない理由についてわかりやすく解説します。
「無添加」表示の規制が厳格化…無添加食品の真実とリスク
【薬学博士・大学教授が解説】「無添加」と書かれた食品は体にいいと思っていませんか? 味噌や醤油、離乳食などさまざまな製品があるようですが、実は無添加表示にはこれまで基準や決まりがなかったため、何が無添加かという肝心の情報が書かれていない製品も少なくありません。上手に安全な食品を選ぶための考え方を解説します。
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