あべ かずほ
薬学博士・大学薬学部教授。脳科学と薬理学を専門とする研究者
東京大学薬学部卒業、同大学院薬学系研究科修士課程修了。東京大学薬学部助手、米国ソーク研究所博士研究員、星薬科大学講師を経て、武蔵野大学薬学部教授。薬学博士。専門は脳科学と医薬。
Q. 「ジュースクレンズで認知機能が低下する」って本当ですか?
【大学教授が解説】コールドプレスジュースを食事代わりにして、一種の断食を行う「ジュースクレンズ」。健康にいいと考えられ流行しましたが、現在「認知機能が低下する」という情報があるようです。情報の真偽を解説します。
病院受診は不要? 花粉症薬は市販薬を買うべき2つの理由
【薬学部教授が解説】花粉症の症状が出るたび、毎年病院を受診して処方薬をもらっていませんか? 実は花粉症薬は同じ成分のものが市販薬で買えるのです。薬局の薬をおすすめする2つの理由を解説します。
一度の治療で命が救える「キムリア」とは……高額薬の「費用対効果」の考え方
【薬学部教授が解説】「キムリアは1回3000万円の薬」と聞くと、高すぎると感じるかもしれません。しかし高額薬には、既存の薬とは全く違うレベルの革新的な効果があります。薬価の「費用対効果」の考え方も含め、分かりやすく解説します。
高額療養費の自己負担額が引き上げに? 議論の問題点と今できること
【薬学部教授が解説】「高額療養費制度」の自己負担上限額の引き上げは、誰にとっても重要な問題です。医薬の専門家としての視点から、現状の問題点と、根本的な課題解決のために私たちができることを、分かりやすく解説します。
インフリキシマブとは? 薬の値段の「高い」「安い」の考え方
【薬学部教授が解説】「インフリキシマブ」とはどのような薬でしょうか。最近の報道で、薬価が高すぎるのではないかと話題になったようです。医薬の専門家として、この薬の効果と、薬の値段の「安い」「高い」はどう考えられるべきかを解説します。
アルツハイマー型認知症の新しい治療薬…アデュカヌマブとレカネマブの違い
【薬学博士・脳科学者が解説】アルツハイマー型認知症に対する対症療法薬としては、ドネペジル、ガランタミン、リバスチグミン、メマンチンの4種類の対症薬がありますが、根本的治療に効果が期待される新薬として、「アデュカヌマブ」と「レカネマブ」が開発された経緯をわかりやすく解説します。
アルツハイマー病でも使える人はわずか?新薬『レカネマブ』が使用できないケース
【認知症研究者・薬学部教授が解説】アルツハイマー病の新薬として2023年12月から使用可能になった『レカネマブ』。しかしアルツハイマー病でもこの新薬を使える人はごくわずかと考えられています。その理由と、投与に必要なアミロイドPET検査とは何かを解説します。
Q. アルツハイマー病新薬の「レカネマブ」と「レケンビ」は別物ですか?
【薬学部教授が解説】2023年12月から使用可能になったアルツハイマー病の新薬について、「レカネマブ」と「レケンビ」という2種類の名前での報道があり、混乱している方もいるようです。これは2つの薬があるわけではありません。レカネマブとレケンビはどう違うのか、どちらが正しいのか、という疑問に回答します。
Q. アルツハイマー病新薬の『レカネマブ』という薬の名前は、どのような意味ですか?
【薬学部教授が解説】2023年9月に承認され、2023年12月から発売されたアルツハイマー病治療薬『レカネマブ』。年アルツハイマー型認知症の進行を遅らせることができると期待されていますが、まだ薬の名前に聞きなじみがないという方も多いようです。どのような意味なのか、わかりやすく解説します。
Q. 「睡眠薬を飲んでいる人は認知症になりやすい」って本当ですか?
【薬学部教授が解説】「睡眠薬・精神薬が認知症をまねく」「マイスリーで認知症になる」といった情報に、不安を感じている方がいるようです。論文に発表されたと聞くと、科学的な信ぴょう性が高い情報と思われそうですが、まずは元の論文を歪曲せず、正しく読む力が大切です。分かりやすく解説します。
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