あべ かずほ
薬学博士・大学薬学部教授。脳科学と薬理学を専門とする研究者
東京大学薬学部卒業、同大学院薬学系研究科修士課程修了。東京大学薬学部助手、米国ソーク研究所博士研究員、星薬科大学講師を経て、武蔵野大学薬学部教授。薬学博士。専門は脳科学と医薬。
アルツハイマー病でも使える人はわずか?新薬『レカネマブ』が使用できないケース
【認知症研究者・薬学部教授が解説】アルツハイマー病の新薬として2023年12月から使用可能になった『レカネマブ』。しかしアルツハイマー病でもこの新薬を使える人はごくわずかと考えられています。その理由と、投与に必要なアミロイドPET検査とは何かを解説します。
Q. アルツハイマー病新薬の「レカネマブ」と「レケンビ」は別物ですか?
【薬学部教授が解説】2023年12月から使用可能になったアルツハイマー病の新薬について、「レカネマブ」と「レケンビ」という2種類の名前での報道があり、混乱している方もいるようです。これは2つの薬があるわけではありません。レカネマブとレケンビはどう違うのか、どちらが正しいのか、という疑問に回答します。
Q. アルツハイマー病新薬の『レカネマブ』という薬の名前は、どのような意味ですか?
【薬学部教授が解説】2023年9月に承認され、2023年12月から発売されたアルツハイマー病治療薬『レカネマブ』。年アルツハイマー型認知症の進行を遅らせることができると期待されていますが、まだ薬の名前に聞きなじみがないという方も多いようです。どのような意味なのか、わかりやすく解説します。
Q. 「睡眠薬を飲んでいる人は認知症になりやすい」って本当ですか?
【薬学部教授が解説】「睡眠薬・精神薬が認知症をまねく」「マイスリーで認知症になる」といった情報に、不安を感じている方がいるようです。論文に発表されたと聞くと、科学的な信ぴょう性が高い情報と思われそうですが、まずは元の論文を歪曲せず、正しく読む力が大切です。分かりやすく解説します。
脳内に多く蓄積するマイクロプラスチック、認知症発症との関係は?
【脳科学者が解説】マイクロプラスチックは、人の体の中でも特に脳に多く蓄積されていると報告されています。認知症発症との関係はあるのか、現時点で分かっていることから解説します。
Q. 美容目的のヒルドイドを、保険適用で処方してもらう方法を教えてください
【薬学部教授が解説】ヒルドイドは保湿効果や血行改善効果がある医療用医薬品で、さまざまな皮膚疾患に処方されています。一方で、美容目的での使用にもかかわらず、処方薬としてヒルドイドを手に入れようとする方がいるようで、問題になっています。わかりやすく解説します。
血液型によって感染しやすさが変わる!? ノロウイルスによる食中毒リスク
【大学教授が解説】一緒に牡蠣を食べたのに、自分だけノロウイルスにあたってしまった……。実は、ノロウイルスへの感染しやすさには「血液型」が関係している可能性があります。分かりやすく解説します。
Q. 「カキフライでノロウイルスにあたることがある」って本当ですか?
【大学教授が解説】牡蠣(カキ)の生食にノロウイルスの感染リスクがあるのは、よく知られている通りです。牡蠣にあたるのが怖いけど、加熱すれば大丈夫だと思っていませんか? 実はカキフライでも安全とは言えません。その理由と、少しでも安全に牡蠣を楽しむ方法をご紹介します。
「1億円超えの薬」は適正価格? 薬価はどう決まるのか
【薬学部教授が解説】年間10兆円に迫ると言われている日本の総薬代。1回の投与で1億円を超える高額な薬もあります。では、高額な薬は制度を破綻させうる問題があるものなのでしょうか? 薬価はどう決まるのか、価格はどの面で適正と考えるべきか、解説します。
Q. 職場の「音ハラ」上司にイライラ……ストレスを軽くする方法は?
【脳科学者が解説】キーボードのタイピング音や生活音などによる「音ハラ」が話題です。何かしらの音を、脳が「不快」と判断すると、ストレスは負のスパイラルに入ってしまいます。脳科学的な見地から、しくみと対処法をご紹介します。
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