渡部 竜生

キャンピングカー ガイド 渡部 竜生

わたなべ たつお

キャンピングカージャーナリスト。サラリーマンからフリーライターに転身後、キャンピングカーと出会ってこの道へ。
専門誌への執筆のほか、各地キャンピングカーショーでのセミナー講師、テレビ出演も多い。旅のお供は猫6匹とヨメさんひとり。

ガイドからの挨拶

初めてキャンピングカーを手に入れた日から17年。まさか自分がこのような立場に立つとは思ってもいませんでした。

実は、アウトドアは苦手だった自分が、こんなにこの車にはまったのは
「いつでも思い付きで動ける」「本当にリラックスできるプライベートな空間を持ち歩ける」
という自由度の高さに目覚めたこと。
「行き先は野山じゃなくてもいい。アウトドアしなくてもいい」「アイデア次第で使い方は無限大である」
ことに気が付いたこと。これに尽きると思います。

この17年間に、日本のキャンピングカー事情は大きく変わりました。最初は欧米からの輸入車が多かったのに、いつしか携帯電話のように「ガラパゴス化」。日本の道路事情や余暇事情に合った、より優れた国産車がどんどん生まれて行きました。キャンピングカーを愛する人も倍増して、週末のサービスエリアや道の駅は、キャンピングカーショーかと思うほど、あらゆるタイプの車を見ることができます。

日本のキャンピングカーは年々どころか、月々、日々、進化を続けています。同様に、欧米の市場も動き続けています。自動車の技術革新も、すぐに反映します。

一方で、最新の電化製品や水回り、断熱、といった住宅技術もどんどん取り入れられています。愛するペットも、いつでも一緒に出掛けることができます。

こんなに面白いものが、他にあるでしょうか。

私は日々、いろんな車を取材します。いろんなオーナーさんに会い、その使い方や使ってみた実感、車選びのポイントを聞き出します。毎年行われるヨーロッパ最大のショーには必ず取材に出かけ、最新のトレンドと、各社の開発ポリシーにキャッチアップします。

そんな活動を通して知りえたことを、あくまでユーザー目線に立って発信し続けられたら、と思っています。

経歴・バックグラウンド

千葉大学工学部出身。マーケティングリサーチ、画像・印刷関連企業を経て、フリーライターに転身。主に技術系雑誌への執筆や企業パンフレット制作などに携わる。元来の車好き、バイク好きであること、自身も二輪レースに参戦した経験から、車の構造、足回り、電装系、エンジン技術、素材技術への知識を生かし、キャンピングカーの主にハード面からのアプローチに定評がある。

あくまでユーザーの立場に立っての情報発信を心がけ、キャンピングカーショーでは来場者向けセミナーやパネルディスカッションで好評を博す。

近年では、拡大の一途をたどるキャンピングカーショー事務局へのコンサルティング、アドバイス、PR業務も担当。
キャンピングカー人気に呼応して増加している、テレビ番組制作のアドバイスや取材・撮影コーディネート、コメンテーターとしての出演も多い。