いくの たつや
脳卒中後遺症の回復を諦めず「楽に動く喜び」を広めるリハビリ専門家
理学療法士、保健福祉学修士。株式会社動きのコツジャパン 代表取締役。「楽に動く喜びをあなたへ」という理念のもと、脳卒中後遺症の回復を諦めない方のために動きのコツ研究所を開設。麻痺を持つ方や家族へ向けて新たなリハビリの可能性を広めるために、講演やリハビリ専門家への教育などの活動を積極的に行なっている。
こんにちは!生野達也です。 私は、大学卒業後、理学療法士の国家資格を取得しました。 その後、多くの治療手技を積極的に学び、それぞれの効果と奥深さを経験しました。 しかし、脳梗塞、脳出血を患われた方々のリハビリを経験する中で、必死に努力を続けているのにリハビリ成果が得られない方がとても多くいることを知り、心を痛めていました。 その後、臨床による試行錯誤と、イタリアでのリハビリ研修、そして大学院における研究を通じて、頑張らなくても“意識するだけ”で楽に動ける独自の「動きのコツ」のリハビリに辿りつきました。 2013年には脳卒中後遺症の回復を諦めない方のために、脳卒中専門のリハビリ施設である「動きのコツ研究所」を開設しました。 一般的に麻痺のリハビリは「発症から半年以上たったら回復しない」と言われている中、発症から数年から35年までの麻痺を持つ方の笑顔を生み出し続けています。神戸、東京を中心に全国から麻痺からの回復を願う方が集っています。 また、全国の方に、動きのコツというリハビリの選択肢があることを知っていただくために、講演活動なども行なっています。 脳卒中後遺症のリハビリを効果的に進めるためには、脳科学などの知識を持ち、変化を実感できるメニューを日々の生活の中に取り入れることが大切になると確信しています。 そこでこのサイトでは、リハビリに役立つ脳科学や認知神経科学などの研究成果について、一般の方でもわかりやすいように解説します。また、それらの研究をもとに、日々の生活の中で実践できるリハビリの方法を具体的に解説していきます。脳科学などの知識と実践的なリハビリを伝えることを通して、新たな可能性があることを知っていただきたいと思います。
筋力不足?バランスをとるための脳卒中リハビリのコツ
【理学療法士が解説】「フラフラして歩けない」「立って料理をするのが怖い」……。脳卒中の後遺症である麻痺を持つ方々に多い、「バランスの悪さ」を感じるという訴え。バランスを取るには、筋力だけではなく体の感覚を意識することが有効です。バランスに関する研究に基づき、動画解説を交えて解説します。
麻痺のリハビリに効果的な運動の強さと種類とは
脳卒中の後遺症である麻痺のリハビリでは、「どのようなメニューが効果的なのかわからない」という悩みをよく耳にします。効果的なリハビリメニューを考える際、大切なのは適切な「運動の強さ」「運動の種類」を知っておくことです。最新の脳科学の研究に基づいて解説します。
その道のプロ・専門家約900人
起用ガイドが決まっていない方はこちら