ひなたか
ゆるめに真面目にツッコむ映画レビュワー
映画の展開にツッコミを入れたいがためにブログ「カゲヒナタのレビュー」を開設する。ネタバレなしで映画を紹介したい!ネタバレしまくって展開にあれこれ言いたい!という思いが強まり、現在のブログのスタイルに落ち着く。 おかげでどんなジャンルでも幅広く観て、考察することが大好きになってしまう。
LGBTQ+を描く日本映画の「現在地」。“まだここ”と感じる描写から「大げさではない表現」に向かうまで
映画『エゴイスト』が話題の今、「日本のLGBTQ+映画の現在地」を改めて考えてみました。「不幸」を描くことが多かったLGBTQ+への向き合い方が変わっていく、その「過渡期」であると思うのです。※画像出典:(C)2023 高山真・小学館/『エゴイスト』製作委員会
映画作品は「ネタバレ前提」が主流の時代? “要約文化”が台頭する今だからこそ伝えたいネタバレ論
「ネタバレを踏んでしまった」ことはあるでしょうか。「内容を知っちゃったから、もう観なくて(読まなくて)いいや」があまりにもったいない、「たとえネタバレを踏んだとしても、全ての作品には、触れる価値が絶対にある」と断言できる理由を記します。
映画『スラムダンク』で注目される「無音演出」。あえて“セリフなし”の無音シーンが重要な作品を厳選
大ヒット上映中のアニメ映画『THE FIRST SLAM DUNK』と同様に、「無音」のシーンが重要な映画をまとめました。聴覚障がい者の気持ちに寄り添うドラマ、ハラハラドキドキのサスペンスホラー、ジブリ映画などに分けて紹介します。
「予告詐欺」な映画とは? コナンやしんちゃん…良い意味で本編とギャップがある“歴史的な予告編”を考察
予告編と、映画本編の内容が乖離(かいり)している「予告詐欺」。その中にはネガティブな意味だけでない、良い意味でのギャップがポジティブな印象につながるものもあります。その例を紹介しましょう。※画像出典:(C)2015 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
いい意味で“居心地が悪くなる”名作? 2022年公開の「有害な男性性」を描いた映画作品を振り返る
日本のアニメーション映画をはじめ、興行収入的に見ても超大ヒット作品が多かった2022年。一方で、海外作品を中心に「有害な男性性」を描いた映画が複数公開されていました。一種のトレンドとしても注目される「男性性」「ミソジニー」を扱った注目の作品とは? ※画像出典:・・・
スラダン、すずめ、トップガンだけじゃない。似たテーマの「同日公開」が豊作だった2022年映画を総括!
2022年の映画界の大きな話題と言えば、何が思い浮かぶでしょうか。ここでは、そうではない、ややニッチであるものの知ってほしい、「似たジャンルの映画が同日公開」「ジュブナイル映画」を中心に総括してみます。※画像出典:(C)2022「カラダ探し」製作委員会/(C)・・・
『すずめの戸締まり』の“まるで時刻表”な上映回数に賛否。大作の優遇は「仕方がない」ことなのか
新海誠監督最新作 『すずめの戸締まり』の「まるで時刻表」な上映回数の多さが批判の対象になりました。でも、実は「妥当」と言えるものだったかも……? 『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』などの例を鑑みて、分析してみます。※画像出典:(c)2022『すずめの戸締まり』製・・・
たしかに「新海誠っぽい」ポスターは増えたけど…『君の名は。』以降の青春SFアニメ映画の“現在地”
パッと見の印象で「『君の名は。』っぽい」「ジェネリック新海誠」と言われてしまうアニメ映画はなぜ生まれるのでしょうか。その理由を解説すると共に、「実際に観てみるとまったく違う魅力」あることも紹介しましょう。※画像出典:(C)2022 「僕愛」「君愛」製作委員会
映画の「倍速視聴」は必ずしも“悪”ではない。「映画館=等倍速で集中して観る環境」があれば大丈夫と思う理由
【映画ライターが考察】「映画の倍速視聴」をしている人は多くいます。ここでは、それを過度に敵視したり問題視するのではなく、「倍速視聴は基本的にはおすすめしない」「だけど映画館があれば大丈夫」という論点で、個人的な主張を記しておきます。
「R15+」と「R18+」の線引きはどこ? 子ども向けでもPG12? 意外と知らない「映画のレイティング」の基準
映画好きの人にとって「PG12」「R15+」「R18+」という表記はおなじみでしょう。注意喚起または年齢制限を与える日本独自のこのレイティングは、第三者機関「映画倫理機構(映倫)」が与えているもの。何を基準に指定されるのか、分析してみます。※画像出典:(C)C・・・
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