つなかわ ようすけ
金融機関在職中に1級ファイナンシャルプランニング技能士を取得。その後、社会保険労務士や年金アドバイザーを取得。職業訓練講師を経て、年金記録確認第三者委員会に勤務。退職後、社会保険労務士・FP事務所を開業。法人向けの労働相談、就業規則作成に携わる傍ら、年金相談を受けている。
年金のニュース、どういうところに気をつけたらいい?
テレビや新聞で年金の話題が取り上げられることがあります。年金は生活と切っても切り離せないものでもあるので、当然関心も高くなろうというもの。そんな年金のニュース、私がどんなところに気をつけて見ているのかをお話ししようと思います。
年金受給者の確定申告不要制度とは?
年金をもらうようになると確定申告しなければならないというのが一般的ですが、平成23年分(平成24年の確定申告)から「年金所得者の確定申告不要制度」が創設されています。この制度を利用できる人は、確定申告をする必要がありません。今回はこの制度について解説していきましょう。
児童扶養手当と年金は同時にもらえるの?
児童扶養手当は、主にひとり親家庭に市区町村から支給される、子どもの養育手当です。月に4万円程度が支給されるので、ひとり親家庭にとっては貴重な収入源となっていることでしょう。そんな頼りになる児童扶養手当ですが、年金と意外な関係があります。今回はこの関係について解説します。
住所変更や年金手帳の紛失時の手続き方法
厚生年金や国民年金などの年金制度加入中に、あるいは年金受給中に引っ越しをすることもあるでしょう。また、年金手帳をどこかにしまい込んで、行方不明になってしまうことも。今回は、そんなときの住所変更や年金手帳再発行の手続きについてご案内します。
提出しないと年金が減る!? 扶養親族等申告書とは
年金受給者の手元に、年金の支払いを担う日本年金機構や共済組合などから送られてくる通知や手紙がいくつかあります。その中に「扶養親族等申告書」というものがあるのですが、年金相談を受けていると、この書類の書き方についての質問が多く寄せられます。今回はその扶養親族等申告書について解説します。
厚生年金基金に加入した人の年金はどうなる?
厚生年金基金という制度があります。企業年金の一種で、以前は多くの会社員が厚生年金基金に加入していましたが、現在は様々な要因によって加入者数はどんどん減少しています。基金がなくなってしまった場合や、昔短期間かけた年金がどうなっているのかなど、疑問点が多い部分でもあります。今回はこの厚生年金基金にスポットを当ててみたいと思います。
年金事務所には予約して行った方がいい?
このところ年金事務所がとても混雑しています。年金を受け取っている人や、これから受け取る人はもちろん、現役世代の人でも年金事務所を訪れることがあるかと思いますが、いざ行ってみると長時間待たされて嫌な思いをすることもあるかもしれません。年金事務所の混雑の原因と対策について知っておきましょう。
夫が退職!扶養に入っている妻の年金はどうする?
扶養に入ると国民年金を掛けたのと同じになる「第3号被保険者」の制度はサラリーマン世帯には非常にありがたい制度ですが、扶養する側が退職するとその恩恵は受けられなくなり、再就職するまでは自分で国民年金を掛けることになります。この時には手続きが必要なのですが、これが意外と知られていないようです。手続きを忘れるといざ年金をもらう時に非常に面倒な思いをすることもありますので、チェックしておきましょう。
厚生年金基金が解散!年金はどうなるの?
厚生年金基金という制度があります。元々は高度成長の時代に国の厚生年金より手厚い年金を受けるためにスタートした制度ですが、昨今の経済低迷や超低金利により財政が悪化し、国から預かっている年金資金を国に返す代行返上や、解散して事業をやめてしまう基金が相次いでいます。加入していた基金が代行返上をしたり解散してしまった時、受け取る年金はどうなってしまうのか、チェックしてみたいと思います。
2017年度の年金額は微減!そのからくりとは?
1月下旬に厚生労働省から、2017年度の年金額は2016年度よりわずかに減額となるとの発表がありました。年金額は一度もらい始めてもわずかに増減を繰り返しますが、その仕組みについてはあまり知られていません。ここではざっくりとその仕組みを解説したいと思います。
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