ＦＸガイド内田 まさみ

今回、取材したAさんは、仕事はもちろん、家事、子育てもこなしながら、エネルギッシュにトレードしている40代前半の女性です。FX参加者は、圧倒的に男性が多いと言われていますが、実は、トレードで生き残る確率が高いのは、女性だという説もあります。ＦＸ歴十数年の中で、山も谷も乗り越えて利益を出し続けているAさんのトレードは、多くのトレーダーの参考になるはずです。

たった1割の人しか勝ち組になれないと言われているFX取引。その厳しい世界でも、億を稼ぎだす強者たちがいます。今回は、彼らの共通点を探ります。

株式や２２５先物取引で得た利益のほとんどを、ＦＸで失ってしまったＡ氏。復活の裏にあったのはなんと「バイナリーオプション」だった。取引時間が有限であるバイナリーで、値動きのコツをつかみ、一回一回のトレードをリセットすることを身につけたＡ氏は、満を持してＦＸを再開した。

ＦＸ取引で成功しているトレーダーがよく口にするのは、「損切りすることの大切さ」だ。損切りできなかったせいで、積み上げてきた利益のほとんどを失ってしまう「コツコツドカン」は、トレーダーなら誰もが経験したことのある失敗だろう。今回は、その失敗を乗り越えて、億トレーダーになったＡ氏にインタビューした。

大阪在住のY氏は、友人が経営する会社を手伝いながら、FX取引で安定した利益を積み上げている40代前半の男性だ。FX取引を始めた当初、1000万円を超える損を出したこともある彼が、コンスタントに利益を出せるようになったのは、特定の通貨ペアの「価格差」を利用した取引、いわゆる「さや取り」と呼ばれるテクニックを取り入れてからだという。Ｙ氏が実践する「FXさや取りトレード」を、詳しく訊いた。

ＦＸトレーダーのＭ氏は、国内からアジア諸国へ建設機械を輸出する貿易会社を経営している、６０代の男性だ。海外と取引のある企業にとって、利益を減少しかねない為替相場の変動はリスクのひとつ。多くの企業と同じように、Ｍ氏も為替リスクを軽減するための「為替予約取引」を行っている。その取引を通じて磨かれた相場観で、FX取引でも利益を積み上げているＭ氏の手法を伺った。

今回インタビューしたFXトレーダーのSさんは、創業100年以上の歴史ある商売を営んでいる店主です。現在66歳。空いた時間でFX取引し、数千万円の利益を稼ぎ出しています。新改正外為法が施行された1998年から為替取引をしている、FXトレーダーとしても老舗のSさんが、20年近いトレード歴の中で導き出したトレード手法を伺いました。

スプレッドやレバレッジ、チャートなど、FXを始める前に仕組みや専門用語につまずいてしまうという方も多いのではないでしょうか。そんな方に朗報？！利益をあげているＦＸトレーダーと同じ取引ができる「トレードコレクター」という自動取引サービスが、ヤフーグループのYJFX！から登場しました。日本初のこのサービスはいったいどんなものなのでしょうか。

2015年。日本、欧州ではさらなる量的緩和が必要とされる一方、米国は年半ばにも利上げを実施するとの見方が強まっています。過去の利上げ局面で、ドル円相場はどのような動きをしたのでしょうか？2004年を例に考えてみましょう。

今、原油価格の動向に世界の注目が集まっています。2008年に、1バレル150ドル近くまで上昇したWTI（ウエスト・テキサス・インターミディエートの略。世界で最も注目される原油価格の指標のこと）原油価格は、2014年12月に一時60ドル台前半まで下落しました。今回は、原油相場と為替相場の密接な関係について考えてみましょう。