ベアースターンズ破綻の衝撃

サブプライム問題はどこまで長引くだろうか・・・
米国では名門カーライルグループのファンドが破綻に追い込まれたり、全米第5位の名門証券会社であったベアー・スターンズが破綻同然となり、JPモルガンによる買収提案があったりと、サブプライム問題は末期症状が現れ始めています。しかも、ヘッジファンドの多くは、解約を凍結しており、資産に値がついていないファンドが多数有るのは明らかで、これから破綻の本番がくるのではないでしょうか。破綻報道は突如としてやってきます。ベアー・スターンズの場合、3月14日に57ドルで引けた株価が翌14日には約50%下落して、翌営業日の17日にはそこから10分の1になり、たったの2ドルで買収される提案がなされました(その後10ドルに変更されましたが)。

しかもその前日まで、証券会社アナリスト15人のうち買い推奨をしていたのが5人、保有継続推奨をしていたのが10人で、売り推奨をしていた人は、なんとゼロ。専門家すら前日まで予想できなかったのです。ベアー・スターンズは創業100年近い全米5位の名門証券会社。これまでずっと黒字経営でしたが、07年の第4四半期で創業来初めての赤字決算を出したところです。生涯に、たった1度の四半期赤字で、一気に破綻に追い込まれたわけですが、名だたる名門企業を一瞬にして破綻に追い込むほど、レバレッジのかかったサブプライム資産はリスキーだということです。

そして米国政府はようやく公的資金を注入して20兆円の証券化商品の買い入れを決定しましたが、日本のバブル崩壊で失われた100兆円の、たった5分の1程度の金額ではまだまだ足りないのではないでしょうか。米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長は2月下旬にサブプライムの影響で米国の小規模銀行の一部が破綻する可能性があると警告していますし、向こう3年間で150もの銀行が破たんする可能性があると指摘するアナリストもいます。まだまだサブプライム問題の余波は続きそうです。

<おわり>

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