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仕組み預金のメリット・デメリット

仕組み預金にはどのようなメリット・デメリットがあるのかを紹介

執筆者:All About 編集部

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まず、仕組み預金のメリットとは?

一番のメリットは、金利が高く設定されていることでしょう。

例えば、イーバンク銀行の「アコーディオン7」は、預入期間が最短4年・最長7年で、金利は1・15%です。イーバンク銀行のネット定期で100万円未満の場合、3年ものの0.67%、5年ものの0.71%と比較しても、金利が高いことがわかります。
また、銀行が定めた預入期間まで保有した場合、元本は保証されています。

次にデメリットを紹介します。注意点は二つあります。

一つ目が、仕組み預金は基本的に「中途解約ができない」ということです。
定期預金の場合、例えばイーバンク銀行で3年ものの(金利0・65%)定期預金を10万円分つくり、預け入れ後1年と1ヶ月たった後に中途解約をした場合、中途解約利率(約定利率×10%)が適用され、10万円×0・65%×10%=65円の利子がつきます。(税引き後は52円)。仕組み預金の場合は、原則的に中途解約ができず、もし特例として認められて解約できた場合には、利子がつかないことはもちろん、元本割れをする可能性があるのです。

二つ目が、「将来金利が上昇しても、預けかえるチャンスを失う」ということです。
今後、経済情勢などの変化で市場金利が高くなった場合、普通の定期預金であれば、一度解約して、高い金利の定期預金に預けかえをすることができます。
でも、例えば最短5年・最長10年の仕組み預金の場合、5年経過後に、市場金利が高くなっていると、金融機関側が満期を延長する可能性が高くなります。期間が延長されると、当初決められていた金利のまま預け続けないといけなくなるため、高くなった金利で運用するチャンスを失ってしまうのです。

よって、最長の満期まで預けても大丈夫なお金で、最長の満期まで預けたときの金利の高さを比較した上で、購入を検討することが大事です。

2013年の仕組み預金最新情報は
「金利はネット定期の2~4倍!仕組預金のメリット」をチェック


【西山 美紀】

 




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