改札口からICカード革命ははじまった!
JR東日本のIC乗車券「Suica」は、相変わらずの人気で、朝夕のラッシュアワーに通勤、通学客が「Suica」をかざして改札口をスイスイ通りすぎていきます。これは非接触のICカードを使った定期券です。
この一冊でICカードのすべてがよくわかる!
このようにICカードを身近に見られるようになりました。
そのため、今年はICカード元年といわれたりしますが、ICカードって一体何なのか、これまでの磁気カードとどこがどう違うのかといったことは意外に分からないものです。
その疑問に親切に答えたのがこの本です。ICカードの初歩から専門家レベルの情報まで「ICカードについてのすべて」をまとめました。カードに関心を持つ人は必読です。
住基カードなど行政分野でもICカードは大活躍
それでは、目次を紹介しましょう。興味をもたれた方は、近くの書店、またはインターネット書店でお求めください(実業之日本社 定価1500円)。
目次
第1章 改札から始まったICカード革命
・「Suica」の衝撃
・急伸するIC関連産業
・ICカードは新しい生活を拓く
・ビジネスシーンはこう変わる
・ネットライフはこう変わる
・ICカードは電子政府化のキーアイテム
・住民基本台帳ICカードの波紋
・ICカードの市場規模1
・ICカードの市場規模2
・コラム 「IT装備都市研究事業」と「ICカード標準システム実証実験」
第2章 ICカード導入の背景
・ICカードとは何か その仕組み
・接触型ICカードの仕組み
・非接触型ICカードの仕組み
・躍進するソニーの「Felica」(フェリカ)
・マルトスとJava(ジャバ)
・mコマースからユビキタスへ
・ICタグの可能性は無限
第3章 ICカードの歴史
・世界で初めてICカードを発明したのは日本人
・欧米に比べ日本で実用化が遅れた理由
・国内での実用化の取り組み
・VISAの電子マネー実験
・電子マネーの各国の動向
・香港のICカード事情
・韓国のmコマース事情
第4章 ICカード・儲けの仕組み
・ICカードビジネスは本当に儲かるのか
・ICカード1枚のコストはいくらか
・ICカード導入でコスト削減は期待できるか
・マーケティングを始めとする様々な効果を得る方法は
・伸びる関連業界はここだ