国内初のマイレージカード付きキャッシュカード!
みずほ銀行と全日空は、みずほのキャッシュカードと全日空のマイレージカードを一体化した新カード「みずほマイレージクラブカード/ANA」(年会費無料)を発表! |
新型カードは、銀行キャッシュ、クレジットなど通常の銀行カードに加え、全日空のマイレージクラブや電子マネー「Edy」などANAマイレージカードの機能を搭載するという「スーパーカード」。マイレージカードに大手銀行の口座番号が付く一体型カードは国内では初めての発行です(米国ではデビットカードとマイレージカードが一体化したものはあります)。
4つの手段で効率よくマイルが貯まるカード!
とにかくマイルの貯まりが早いのです。まず、1.銀行の口座利用や定期預金、住宅ローン利用などで貯まるポイントをマイルに交換できます。
2.クレジット機能を使ってポイントを貯めてそれをマイルに交換できます。
3.Edyでの買い物で200円ごとに1マイル貯まります。
4.もちろん、飛行機に乗ってもマイルは貯まります。
この4つの手段で効率よくマイルを貯められますから、最低限といわれる1万2000マイル(東京?大阪間)なら、比較的簡単に貯めることができるでしょう。
ポイントとマイルの交換比率を優遇!
しかも、銀行の口座利用などでたまったポイントとマイレージの交換比率が優遇されています。これまでの、みずほのカードポイントは1000ポイント単位で全日空の2500マイルと交換可能でしたが、今後は100ポイントで300マイルという有利な交換率になります。全日空からすると、みずほ銀行の2500万口座が魅力で、提携することによって、1630万人といわれる自社のマイレージ会員をさらに増やそうという狙いがあります。一方、みずほ銀行としても、利用者に最も人気のあるマイル機能を搭載することで、メインカード化の切り札になると期待しています。
ANA=Edyから始まったマイル戦争!
マイルを巡るカード戦争は、2003年にANAがEdyと提携し、Edyで買い物すれば、200円で1マイル貯まるようにした時に始まります。それまではクレジットカードの利用で、マイルを獲得するというサービスはありましたが、誰でももてる電子マネーでは初の試みでしたから、人気となり、ネットユーザーを中心に爆発的な広がりを見せたのです。JALに大きく水を開けられていたANAはEdyユーザーが加わったことで、マイレージ会員を急速に増やして、JALの背が見えるようになりました。次のページでは、JALの反撃を紹介