あなたの預金は大丈夫? |
セキュリティも気にしてます
カードの所有者が気づかないうちに、カードの磁気データが盗まれ、偽造されるという「スキミング被害」が世間を騒がせました。各行では、偽造キャッシュカード対策の一環として、キャッシュカードのIC化を推進中。
現行のキャッシュカードは、様々な情報が磁気テープに書き込まれています。ICキャッシュカードは、ICチップにカード情報を格納したもの。偽造や不正な読み取りが困難なICチップが搭載されていますので、より安全の高いキャッシュカードと言われています。
また、大手銀行を中心に、ATM利用時の本人確認方法として「生体認証」を導入・導入予定としている銀行もあり、「生体認証」により、キャッシュカードのセキュリティはさらに強化されます。偽造対策がもっとも進んでいるのは、東京三菱銀行。東京三菱銀行は、他行に先駆けて2004年10月から、生体認証機能・クレジットカード機能・電子マネー機能を搭載したICカードの取り扱いを開始しています。ただし、ICカードはICカード対応ATMでのみ利用可能。安全性と引き換えに利便性が落ちるのは仕方がないのかも…。
自分のライフスタイルに合ったサブバンクを持つ
ネット専業銀行をメインバンクとして利用されている方もいらっしゃるかもしれませんが、公共料金決済やクレジットカード決済ができなかったり、利用可能ATMが限られていたりと、メインバンクとしての使い勝手はまだいまいちです。ネット専業銀行は、現在のところサブバンクとして利用する方が賢いでしょう。