さて、将来設計に黄色信号が出ているのは、手取りはもちろん、ボーナス支給額もマイナスになってしまった場合。会社になんらかの理由でボーナスを支払う元気がなくなっていると考えられます。あるいはあなたの評価が下がったということかもしれません。
ボーナスがもっと出る会社に転職できればいいですが、そうでなければ「ボーナスが減っても大丈夫な生活に切り替える」しかありません。
■冬のボーナスはどうなるか分からない!対策は今から!
まず、今日から「次のボーナスの一括払い」での買い物は止めましょう。なぜなら、今の時代、「次にボーナスが出るか保証はない」からです。もし、ボーナスが減ったりなかったとき、払えない買い物はすべきではありません。
次に、「必要な支出」のチェックと絞り込みです。住宅ローンの返済等、すでに決まっているボーナスからの支出については今年の夏だけでなく、近い数年くらいはまとめて整理しておきましょう。もし、ボーナスが減る気配であれば、その分毎月の給料から貯金しておかないと、次の返済時点で滞ってしまいかねません。
そして、可能な限り、ボーナスを残しておくことをお勧めします。基本は定期預金等にしておけばいいと思いますが、関心がある人は投資信託等の運用にチャレンジしてもいいかもしれません。とにかく、手元でピンチのときに支えてくれる自分のお金を増やしておくことが大切です。
ボーナスが減ってしまい、返済に足りなかったため、消費者金融に手を出したら、次のボーナスも増えずに借金だけが残ってしまった、なんてシナリオは最悪です。もしものときの助けとなるのは、自分で自分のために残しておいた財産です。
今年のボーナスの一番の使い道は「貯金」というとなんだか味気ない話ですが、自分の将来を堅実に見極められた人こそ、未来に笑うことができると思います。冬のボーナスも視野にいれて、対策は今から! がんばってください!
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