将来が見えないなら、自分の将来のため貯金しておけ!
今やりたいことや将来の目標がはっきりしていない、あるいは将来に漠然と不安だからといって、収入をそのままなんとなく使ってはいないでしょうか? 違います。将来が見えないからこそ、そのときのためにお金を貯めておくのです。もし貯金をしていなかった、という人は「スガシカオ流将来設計術」に学んで今月から貯金を始めてください。理想的には手取りの20%、少なくとも10%は貯めておきたいところです。毎月の貯金はわずかなものでも、5年たつと大きなお金に育つはず。そのお金はあなたと同僚との間に見えない力の差や余裕を生み出してくれるでしょう。
私自身、若いときに(今でも若いですが)貯金クセがなかったため、とても苦労をしました。資格をとるのに苦労したり、転職したくても何ヶ月も足踏みをしたこともあります。独立したときに仕事が軌道にのるまでやりくりにも困りました。仕事場も本当に狭いところで、一番安いパソコンしか買えませんでした。あのとき、貯金があればもっとラクだったのにと今でも思います。
何か将来にやりたいことや必要がはっきりしてきたら、その目標の実現に専念したいもの! やりたいことがみつかってからお金を貯めては遅いのです。目標の実現はずっと先になってしまいます。だから貯金なのです。(そして、そのときのために自分の能力を磨いたりすることも忘れずに!)
最後に、スガシカオさんの発言をもう一度読み返してみましょう。『思い立ったときに一銭もないんじゃ、話にならない。だからよく、ラジオ番組でいろんな人に相談されるんですけど、「やりたいことが見つからない。いまどうしようか迷ってます」という人には、「とりあえず金を貯めろ」と言ってるんですよ。何か見つかったときに、金がないと行動も起こせないから、と。』
今月から自分の将来のために貯金してみませんか?
その貯金はきっと将来あなたの人生を支えてくれるはずですよ!
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