理由2)解約時の手数料も無料だから!
理由の2つめも「無料」です。「無料」で質の悪いモノを押しつけられるのならともかく、銀行で購入する投資信託と同様の商品が「無料」なのですから、これは有利ですね。投資信託は通常、解約や売却をするときに手数料がかかります。解約手数料といった形で取られるものと、信託財産留保額として取られるものがあります。どちらも解約したときの時価の○%という形で予め示されています。これらの手数料を引いて、税金も引いたものが最終的な手取りになります。
つまり、実際に運用で10%増えていたとしても、2%の信託財産留保額が引かれたら、正味は8%しか増えてないということになるわけです(厳密には最終的に増えた全額から2%引かれる)。この解約時の手数料が無料であれば、運用で増えた分がそのまま受け取れるわけです(税金もかからないのが401kです)。401kの投信はすばらしいですね。
解約時にかかる費用が高くて、私たちがトクをすることはまずありません(運用している間の費用が高い分がいい成績につながることは、もしかするとあるかもしれませんが……)。儲かった額はできるだけそのまま手元に残しておきたいもの。だとしたら、解約時に手数料がかからない401kの投資信託を選択してみてはどうでしょうか。
→理由3)運用期間の手数料も割安だから!