理由1)購入時の手数料が無料だから!
第1の理由は「購入時の手数料が無料だから」です。無料です! お得に決まっていますね。投資信託を購入する場合、多くのケースでは販売手数料がかかります。銀行や郵便局の窓口や証券会社などで投資信託を購入すると、1口1万円の投資信託を購入するのに1万円で買えないことが分かります。1~2%程度の販売手数料(と税金)が別途かかるからです。先ほどの例(2%)であれば1万円+手数料200円+税金10円=1万210円がかかることになります。1口でしたらわずかでも、100口、1000口と大きくなるとバカにならない費用になってきます。
しかし、この手数料が401kではほとんどの場合、無料になります。まったく同じ運用をする投資信託について「確定拠出年金用」と「一般販売用(銀行等)」に分けて、401k用は無料にしている場合もあるくらいです。銀行で売っている投資信託とまったく同じ投資信託(あるいは同様の運用をしている投資信託)が無料で購入できるとしたら、これを選ばない理由はないでしょう!
何せ2%くらいお得に購入できるわけですから、最初から運用の利回りが2%有利になっているようなものです。販売手数料は別途支払うので、普通はこれを「運用が損した」とは思わない仕組みになっていますが、これも確実に運用で有利になっているといえます。
なお、ごく一部の商品については販売手数料を取っている場合もあります。これは401kのパンフレットかサポートHPなどで情報が閲覧できるようになっていますので、確認をしておきましょう。
→理由2)解約時の手数料も無料だから!