つまらない3:衝動買いせず吟味を重ねて値頃なものを買う
「つまらない人」は決して衝動買いしません。衝動買いをすると失敗することが多いことをよく知っているからです。衝動買いのよくある失敗として「高いものを買ってしまった!」というものがあります。他のお店をチェックしていればよりリーズナブルに買えた、同じ値段で高機能な商品が他にもあった、というようなケースです。誰もが経験していると思いますし、こういうことはよくあります。衝動買いをせず比較検討すればこうした失敗は簡単に避けることができます。
また衝動買いの失敗として「必要ないもの(使えないもの)を買ってしまった!」というものもあります。ひどい場合は「そもそも何で買ってしまったんだろう?」ということもあります。こうしたケースは買うという行為そのものに快楽があり、モノには価値がなかったということになってしまいます。レジの音と「ありがとうございました!」を聞くためにお金を払っているようなものです。これも衝動買いさえしなければ避けられます。
衝動買いする場合、たいていは舞い上がっていて冷静さを欠いています。私もよくそういう気分になりますので、そのときは必ずいったんお店を離れることにしています。ブティックにいたときは本屋に移動したり、喫茶店に入って、頭を冷やしながら「今みたあの商品は本当に必要だろうか。お値打ちだろうか」と考え直すのです。それでも必要だと思えるなら買いますが、衝動買いは避けることができます。
衝動買いしない人生なんてつまらない!と思う人は、一度「つまらない買い物」をしてみてください。つまらない買い物のほうが、価値ある買い物をできるかもしれませんよ。
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