儲けようと思わない
広瀬:
儲けたいと思うと、ついつい、あせってしまったり、判断を誤ることがありますよね。
ムサシ:
株式投資で大切なのは「儲けよう」と思わないことなんですよ。
どうしても「儲けよう」と強く思ってしまうと、市場の流れを感じることが出来なくなってしまうんです。
「私が良いと思って買った株だから、絶対、上がるはずだ」とか
「自分はもう売っちゃったから、この株は下がっちゃえ」とか
こうやって、思い込んでしまうと、市場の流れを感じることが出来なくなってしまうんです。
広瀬:
「儲けたい」という気持ちをコントロールして、常に、フラットな感覚を保つのが大切なんですね。
損をしないように心がける
『「株と不動産」ムサシの二刀流投資日記』
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ムサシ:
もう一つ忘れてはいけないのは、株式投資は大きく損をする可能性がある、ということです。
どうしても、大きく儲けようとすると、大きく損する可能性が高いですから
成功の秘訣としては、損をしないように気をつけることです。
「儲けたい」という邪な思いにとらわれず、市場全体の大きな流れと、自分が持っている個別の株の流れを、常に意識する。
そうやって、流れに乗り、少しずつ儲けていくことによって
最終的には、大きな儲けとして成果を出すことが出来るんだと思います。