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外字エディタで外字を作ろう

年賀状の宛名書き印刷で困るのがWindowsに登録されていない漢字。「なんで印刷できないの?」と言いながら手で書くことになりますが、外字エディターで似た文字を組み合わせれば外字は簡単に作成できます。

執筆者:酒井 雄二郎

<Index>
1 外字エディタを起動する
2 外字コードを選択する
3 偏(へん)を参照する
4 [消しゴム]ツールで修正する
5 旁(つくり)を参照する
文字を編集する
7 外字を保存する
8 外字を入力する

いよいよ、 年賀状作成の季節になったようです。「今年こそ、パソコンでオリジナル年賀状を作ろう!」とお考えの方も多いのでは…と思います。

当然、宛名書きもパソコンで … ということになりますが、困ったことにパソコンで印刷できない特殊な文字があるのです

これは外字と呼ばれ、簡単に言うとJISで定義されている以外の文字のことで、人名漢字、地名漢字、各種の記号があります。

個人向けの宛名は、ひらがなや似たような漢字で代用するわけにはいきません(失礼ですし、少しでも文字が違うと受け取らない方もいらしゃるそうです)。

Windows では外字に対応するため、外字エディタが用意されています。しかし、漢字ひと文字のために、慣れない外字エディタで何時間も悪戦苦闘すると思うと ゾッ とします(多分、これが外字エディタの人気のない理由だと思います)。

でも、似た文字を組み合わせれば、外字は意外に簡単に作れます。今回は、簡単に外字を作成する方法を解説します。

 ◆ 外字エディタを起動する <Indexに戻る>

外字エディタはWindowsアクセサリの中にあります。[スタート]メニューからたどって行くのが面倒な方は、まず[Windows ロゴ]キーを押しながら[R]を押します。

[ファイルを指定して実行]ダイアログボックスが表示されたら、[名前]ボックスに「eudcedit」と入力して[Enter]を押すと起動します。


 ◆ 外字コードを選択する <Indexに戻る>

外字エディタが起動すると、[コード選択]ダイアログボックスが表示されますので、これから作成する外字のコードを割り当てます。


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