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初心者には右ドラッグがお勧め ファイル操作は確実に!

ファイルを他のフォルダにコピーあるいは移動するには、各種の方法があります。ドラッグ操作による方法が一般的ですが、この方法ですと、異なるドライブ間で行うと自動的にコピーとなり、同一ドライブ内では移動となります。同じ操作方法でも状況により結果が異なってしまうのは混乱の元です。ここでは、ファイルのコピー/移動を確実に行う方法をご紹介します。

執筆者:酒井 雄二郎

ファイルを他のフォルダへコピーしようと思ったら、コピーではなくファイルが移動してしまい慌てた経験はありませんか? この現象は、通常のドラッグ(左ボタンによるドラッグ)で操作したときによく起こります。 ドラッグによるファイル操作は、フロッピーディスクなど異なるドライブ間で行うと自動的にコピーとなり、同一ドライブ内では移動となります。


このように、同じ操作方法でも状況により結果が異なってしまいますので、自分ではファイルをコピーしたつもりが実際には移動されていた…ということもありえます。これを避けるためには、コピーは[Ctrl]キーを押しながら、移動は[Shift]キーを押しながらドラッグします。

しかし、パソコン初心者の場合、マウスとキーボードを同時に操作するのは混乱の元ですので、これから解説する右ドラッグによる方法をお勧めします。

まず、コピーしたいファイルを選択します。複数のファイルを選択するときは[Ctrl]キーを押しながら次のファイルをクリックします。

そして、マウスの右ボタンを押したままでコピー先のフォルダの上までドラッグします。フォルダの色が変わったら右ボタンをはなします。すると、ショートカットメニューが表示されますので、コピーのときは[ここにコピー]、移動のときは[ここに移動]を選択します。 この方法を使うと確実にコピーあるいは移動ができます。


また、Windows Meからツールバーに[移動先]ボタンと[コピー先]ボタンが表示されるようになりました。
ファイル選択の後、[移動先]ボタンあるいは[コピー先]ボタンをクリックすると、ダイアログボックスが表示されますので、移動先またはコピー先のフォルダを指定します。

ファイルのコピー/移動には、今まで説明した以外にもWindowsエクスプローラを使う方法、キーボードによる方法などがあります。どんな方法でも良いですから確実にできる方法をマスターしてください。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※OSやアプリ、ソフトのバージョンによっては画面表示、操作方法が異なる可能性があります。

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