plugin.xmlについて
もう1つの重要なファイルがplugin.xmlです。これは、プラグインを実行する上で必要な、非常に重要な情報が記述されています。下部のタブから「plugin.xml」を選択するとソースコードを見ることができます。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<?eclipse version="3.2"?>
<plugin>
<extension
point="org.eclipse.ui.views">
<category
name="Sample Category"
id="MySampleView">
</category>
<view
name="Sample View"
icon="icons/sample.gif"
category="MySampleView"
class="mysampleview.views.SampleView"
id="mysampleview.views.SampleView">
</view>
</extension>
<extension
point="org.eclipse.ui.perspectiveExtensions">
<perspectiveExtension
targetID="org.eclipse.ui.resourcePerspective">
<view
ratio="0.5"
relative="org.eclipse.ui.views.TaskList"
relationship="right"
id="mysampleview.views.SampleView">
</view>
</perspectiveExtension>
</extension>
</plugin>
プラグインに関する情報は、<plugin>タグに記述されます。この中には、<extension>というタグが記述されていますね。これらは、「拡張」と呼ばれるプラグインの機能を拡張するためのものに関する記述です。ここでは、org.eclipse.ui.viewsとorg.eclipse.ui.perspectiveExtensionsというものが<point>に設定されていますが、これらはそれぞれ「ビューの表示に関する拡張」「パースペクティブに関する拡張」の設定を記述したものです。
通常、ビューとして利用するプラグインは、これらの拡張を追加して作られます。これ以外の拡張機能を利用する場合には、更にここに<extention>タグを追加していくわけです。これらは、下部の「拡張」「拡張ポイント」といったタブで表示される設定によって変更されるようになっています。
「拡張」タブの表示。これらで設定された内容がplugin.xmlにXMLで記述されている。 |
まぁ、これらは今すぐに内容を理解する必要はありません。プロジェクトを作成する際に自動的に作成されますし、それらを編集したり設定変更しなくとも、そのままでプラグインを作成し動かすことができます。これらは、より深くプラグインを活用する場合に必要となってくる情報だ、と考えておけばよいでしょう。