Java DB = Derby?


2006年末に登場した「Java 6」、既に皆さんもお使いでしょうか。Java 5のときのような衝撃的なデビューと異なり、Java 6は比較的静かに登場した感があります。内容も、Java 5ほど強烈なものではないため、「慌てて飛びつく必要はない」と考えている人も多いことでしょう。

もちろん、Java 6にもさまざまな改良点はあるのですが、中でもガイドが注目しているのは「Java DB」です。これは、Java 6から新たに追加されたSQLデータベース機能です。JDBCのような「データベースにアクセスする機能」ではなく、「データベースそのものの機能」なのです。要するに、Javaの中にSQLデータベースが丸ごと取り込まれたのだ、と考えればよいでしょう。

このJava DBにより、別にSQLデータベースなどを用意しなくとも、Java本体だけでデータベースを利用することができるようになりました。またJava DBは、そのままJavaからアクセスして利用するだけでなく、SQLサーバとして起動しクライアント&サーバ方式でアクセスさせることもできます。なかなか本格的なデータベースなのです。

こんな本格的なものがよくまぁいきなり作れたものだ、と思った人。実はJava DBの正体は、それまでApache Foundationで開発が行われていた「Derby」というpure Javaのデータベースだったのです。このDerbyが、Java 6から「Java DB」と名前を変えてJava本体に取り込まれていたのですね。

このDerbyは、Apache Foundationのサイトで現在も配布されていますので、これを使えばJava 6以前でも利用することができます。もし「Java 6の導入はまだ先だけど、データベース機能には興味がある」ということなら、Derbyだけをダウンロードして使ってみるのもよいでしょう。以下のURLからダウンロードできます。

http://db.apache.org/derby/derby_downloads.html

Derbyのサイト。ここからファイルをダウンロードできる。