import文はインポートの編成で!


Eclipseには、ソースコードの生成を手助けしてくれる機能がたくさん用意されています。それが<ソース>メニューです。このメニューを使いこなせるようになるだけで、ずいぶんとソースコードの作成は楽になります。

まずは、import文関係から。Javaでは多用するクラスをインポートするのにimport文を書きますが、これがけっこう面倒くさいものです。こんなものは、Eclipseにやらせるのが一番ですね。やり方は簡単です。


1.ソースコードで、普通に文を書きます。

2.記述した文の中で、importしたいクラスを選択します。

3.<ソース><インポートの追加>メニューを選びます。

これで自動的にimport文が作成されます。もし、似たようなクラスが複数あった場合には、ちゃんと確認のダイアログが現れます。import文を自分で書くなんて、なんて原始的な!

また、ソースコードをあれこれ修正しているうちに、不要なimport文がいくつもできたり、更に新たなimport文を追加しないといけなくなったりすることも多々あります。こうしたときは、import文をまとめてきれいに書き直してくれる<インポートの編成>メニューが便利です。これを選ぶだけで、import文はすべて自動的に整理されます。

ワイルドカードでimportさせるには?


「そのぐらい知ってるさ。だけど、これでimport文を編成すると、パッケージにあるクラスを1つ1つ全部importしてしまうんだ。ワイルドカードを使ってまとめてimportするように手書きしたほうが楽な場合もあるよ」

……なんて思った人、実はいるんじゃないでしょうか。いえいえ、<インポートの編成>メニューでも、ちゃんとワイルドカード(*記号)を使ってimport文を書くようにできるんですよ。そればかりか、「あるパッケージの中からいくつ以上クラスをimportするときはワイルドカード使用に切り替える」なんてことも設定できるのです。

<ウインドウ><設定>メニューを選び、設定ウインドウを呼び出してください。そして左側の一覧の中から「Java→コード・スタイル→インポートの編成」という項目を選びましょう。これが、<インポートの編成>メニューで実行される処理に関する設定です。

設定ウインドウの「インポートの編成」でワイルドカードの利用が設定できる。


ここで、「.*(例: org.eclipse.*)に必要なインポート数」というところの数字を「1」にしてみましょう。すると、すべてのimport文をワイルドカードを使って記述するようになります。また「3」というようにすると、パッケージ内からクラス2つまではそれぞれimport文を記述し、3つ以上importする場合は自動的にワイルドカードを使った形に書き直してくれます。

更に、「.*(例: java.lang.Math.*)に必要な静的インポート」の数字を1にすると、Java5からサポートされたstaticなimport文もワイルドカードを使う形で記述するようにできます。