パースペクティブを活用しよう(3ページ目)

コマンド・グループの設定

●「コマンド」タブ
これは、ツールバーやメニューバーに表示する項目を選択するものです。ツールバーに表示されるアイコンや、メニューバーに追加表示されるメニュー類が、その種類ごとに「コマンド・グループ」として用意してあります。これらをON/OFFすることで、表示するアイコンやメニューを設定できるのです。

例えば、「使用可能なコマンド・グループ」という一覧の中から「Javaナビゲーション」というものを選んでみましょう。すると右側の「メニュー・バー詳細」「ツール・バー詳細」というところに、さまざまな項目が表示されます。これらはそれぞれ、メニューバーとツールバーに追加表示される項目を示しているのです。例えば「メニュー・バー詳細」の中に「ナビゲート>型を開く」というようにあれば、これは＜ナビゲート＞メニューの中に＜型を開く＞というメニュー項目を追加する、ということを示しています。

こんな具合に、それぞれのコマンド・グループごとに「これをONにすると、このメニューにこういうメニュー項目が追加されますよ」「このツールバーにこういうアイコンが追加されますよ」ということが一覧で表示されます。それを確認し、そのコマンド・グループのチェックをON/OFFすれば、それらのメニュー項目やツールバーのアイコンをON/OFFできるというわけです。

勘違いしてはいけないのが、「コマンド・グループに用意されているメニュー項目やツールバーのアイコンを１つ１つ個別にON/OFFできるわけではない」という点です。ON/OFFは、コマンド・グループ単位です。コマンド・グループをON/OFFすれば、そこに用意されているメニュー項目とツールバーのアイコンがすべて丸ごとON/OFFされます。その中の１つだけをON/OFFするようなことはできません。

いかがでしょう、「ショートカット」と「ツールバー」がどういう働きをするものなのか、なんとなくわかったでしょうか。これで、ツールバーやサブメニューの表示をカスタマイズできますね。

非常に重要なのは、これらの項目は「プラグインなどを追加すると増える」という点です。ですから、プラグインなどを追加した場合は、改めてこれらの表示を確認してみると良いでしょう。今までなかった項目が追加されていたりすることがよくありますから。