ショートカット・メニューのカスタマイズ
さて、基本がわかったら、次は応用です。パースペクティブに記録されるのは、ビューのレイアウトだけではありません。ツールバーに表示されるアイコン、<新規>メニューや<ビューの表示>、<パースペクティブを開く>メニューのサブメニューとして表示される項目なども記憶されます。これらのカスタマイズも行ってみましょう。
これらのカスタマイズは、<ウインドウ><パースペクティブのカスタマイズ>メニューで行ないます。メニューを選ぶと、画面にこれらの設定を行なうためのダイアログが現れます。これが、実は意外にわかりにくいのですね。「何だこれ?」と悩んでいる人もいたんじゃないでしょうか。
このダイアログは、2つのタブからなっています。それぞれ以下のような役割と使い方をするようになっているのです。
「ショートカット」タブの内容。 |
●「ショートカット」タブ
これは、<新規>メニュー、<ビューの表示>メニュー、<パースペクティブを開く>メニューのそれぞれのサブメニューとして表示する項目を設定するためのものです。このタブの「サブメニュー」というポップアップメニューから、設定したいメニュー名を選ぶと、そこに表示されるカテゴリーが「ショートカット・カテゴリー」というところに一覧表示されます。ここからカテゴリー名を選択すると、そのカテゴリーに用意されているショートカットの一覧が右側に表示されます。
……なんて説明しても、意味がわからない人も多いことでしょう。例えば、<新規>メニューに表示するサブメニューを考えてみましょう。ここには<新規クラス>とか<新規ファイル>というようなサブメニューが表示されますね。こうしたサブメニューは、それぞれの種類(?)ごとに「ショートカット・カテゴリー」としてまとめて管理されているんです。
例えば、「Java」というカテゴリーには、「Javaプロジェクト」「クラス」「インターフェース」「パッケージ」というように、Javaに関連する項目が用意されています。「一般」というカテゴリーを見ると、「ファイル」「フォルダー」「プロジェクト」なんていった項目がショートカットとして用意されているはずです。これらのショートカットのチェックをONにすると、その項目が<新規>メニューのサブメニューに表示される、というわけなのです。
「サブメニュー」のポップアップを選ぶことで、同様に<ビューの表示>メニュー、<パースペクティブを開く>メニューに表示する項目も設定できます。