Javaプログラミング/サーバサイド&ケータイJava

JSPを使ってみる

いよいよ、サーバサイドの第一歩です。まずは「JSP」の基本から覚えていきましょう。

執筆者:掌田 津耶乃

JSPの基本要素


前回、index.jspというファイルで初めてJSPを使ってみました。といっても、まだほとんどHTMLのままといった感じでしたね。そこで、今回は実際にJSPでJavaのプログラムを動かしてみることにしましょう。

では、実際にindex.jspのソースコードを修正して簡単なJavaのプログラムを実行させてみることにします。以下のリストのように書き換えて実行してみてください。これは、「JSP Page」という表示の下に、今日の日付を表示するサンプルです。「今日は、○○年○月○日 ○曜日です」といった表示がされれば成功です!

<%@page contentType="text/html" %>
<%@page pageEncoding="UTF-8" %>
<%@page import="java.util.*" %>
<%@page import="java.text.*" %>

<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN"
    "http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd">

<html>
  <head>
    <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8">
    <title>JSP Page</title>
  </head>
  <body>

    <h1>JSP Page</h1>

    <%
      GregorianCalendar cal = new GregorianCalendar();
      SimpleDateFormat format = new SimpleDateFormat("yyyy年M月d日 E曜日");
      String datestr = format.format(cal.getTime());
      out.println("今日は、" + datestr + "です。");
    %>

  </body>
</html>


ブラウザからindex.jspにアクセスすると、今日の日付が表示される。

もし、日本語の表示などが文字化けしてしまったりしたら、JSPファイルのエンコーディングが違っている可能性があります。ファイルのエンコーディングを以下のようにしてUTF-8に変更して再度試してみましょう。

●NetBeansの場合
後述する、<%@page pageEncoding=×× %>というタグに書かれているエンコーディング方式をチェックし、自動的にそのエンコーディングで保存します。したがって、ここにUTF-8と書いておけば自動的にUTF-8になります。

●Eclipseの場合
「パッケージ・エクスプローラー」ビューからJSPファイルを右クリックし、現れたメニューから<プロパティー>を選びます。そして現れたウインドウの「情報」という表示の中から「テキスト・ファイル・エンコード」を「その他」に設定し、右側のポップアップから「UTF-8」を選びます。
プロパティーウインドウでテキスト・ファイル・エンコードを変更できる。


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