遊園地/遊園地関連情報

「デビルマン」「ヴァン・ヘルシング」の世界観を再現 映画モチ

お化け屋敷のモチーフとしては病院、学校、旅館などが近頃の定番ですが、今夏は「映画」を題材に、作りこまれた世界観を再現したホラーハウスが話題を呼んでいます。

執筆者:佐藤 孝


ヴァーチャルなのにリアルな怖さが魅力。

東京ジョイポリス
モンスターの代名詞の一人、ドラキュラ伯爵(映画「ヴァン・ヘルシング」)
映画などをモチーフにしたお化け屋敷は、ある意味で定番の1つと言っても過言じゃないくらい、過去にも結構あります。(歴史的に見ても、歌舞伎がモチーフになったり、物語が題材となるのは王道ですね…。)そんな中で、今夏は映画とのコラボレーションが大注目されている企画が登場! それが、東京ジョイポリス「ヴァン・ヘルシング」と、ひらかたパーク「デビルマン~最期の審判~」です!

一口に「お化け屋敷」といっても、“お化けのいる屋敷”であるものは例外中の例外(例えば、東京ディズニーランドの「ホーンテッド・マンション」などはそれ)。一般的にお化け屋敷という空間の内部には、あるヴァーチャルな世界を作り出されているのがほとんどなのです。

ひらかたパーク
映画「デビルマン」から。デビルマン世代以外の方にもおすすめ
怖いものが大好きな私たちは、そんな非現実の世界に入りたいと思って、お化け屋敷の門をくぐるわけです。その世界観が魅力的であればあるほど、期待の度合いも膨らむしねー。その点でも、「ヴァン・ヘル~」や「デビルマン」は偏差値70以上ってくらい合格ラインを上回っている作品ですから。どらちもとことんダークな世界観が持ち味で、お化け屋敷のモチーフとしても相性は抜群のはず。ファンとしては、どこまでこだわってくれてんのー?! そんな気にさせられますっ!(汗)

どちらの作品も全く知らないという人がいらしても心配ご無用。公開前のアトラクション化ですから、条件は一緒のはず。ただ、アトラクションを堪能するためには、ちょっと予習しておくと楽しいですよ。以下、それぞれの元ネタとアトラクションのご紹介をご一読の上お出かけください。

というわけで、まずは「ヴァン・ヘルシング」からご紹介スタート!

秋公開の話題作『ヴァン・ヘルシング』をモチーフにした
新アトラクションが東京ジョイポリスに登場。

東京ジョイポリス
映画「ヴァン・ヘルシング」から。モンスターそれぞれに秘められた関係があった…
セガ・アミューズメントテーマパーク「東京ジョイポリス」に、7月31日から登場した「ヴァン・ヘルシング」は、9月4日に公開される同名映画の世界観をモチーフにしたウォークスルー型のアドベンチャーライブアトラクション。

ツアーアテンドと呼ばれるガイドに導かれる先は、映画の世界観をそのまま再現した疑似空間。(映画は公開前ですが)あたかもスクリーンの中にいるような錯覚と、さらに11のシーンで起こるライブ感たっぷりの演出はまさに映画以上のスリルと興奮を味わうことに。

アトラクションは、映画とは違ったオリジナルストーリーで展開。

アトラクションは映画と別のストーリーで展開します。
(映画のストーリーは下を参照のこと。)

ツアーアテンドに導かれたにもかかわらず、トランシルヴァニアの森に迷い込んでしまうゲストたち。そこはヴァン・ヘルシングとモンスターたちの戦いの真っ最中で、当然バトルに巻き込まれてしまいます。無事にトランシルヴァニアから生還することができるのか? そしてヴァン・ヘルシングは世界の平和を守ることができるのか?

いわゆるお化け屋敷ではないけれど、強力なキャラクターが続々登場し、かなり勇気が必要かも。モンスター退治へ、さあ出発!

ヴァン・ヘルシング
ヴァン・ヘルシング
◎映画『ヴァン・ヘルシング』ストーリー
19世紀のヨーロッパ。凄腕のモンスターハンター、ヴァン・ヘルシング(ヒュー・ジャックマン)はキリスト教の総本山ヴァチカンの特命を受け、トランシルヴァニアへドラキュラ伯爵(リチャード・ロクスバーグ)の征伐に赴く。が、仲間となった王女アナ(ケイト・ベッキンセール)は捕らえられ、彼女の兄ヴェルカン(ウィル・ケンプ)はウルフマンに変えられてしまい、さらにフランケンシュタインがドラキュラの手に落ちてしまう。ヴァン・ヘルシングは、アナを助け出し、ドラキュラ伯爵の世界征服の野望を打ち砕くことができるのか? 次第に明らかになるヴァン・ヘルシングの過去と、そして壮大なる冒険の結末は?

◎見どころ
2004年5月、世界41ヶ国で同時公開され、すべての国の初登場1位を獲得。オープニングからわずか3日間で、全世界累計1億ドルを突破する興行収入を記録し、ハリウッドの歴史あるユニバーサル映画の記録を更新した超話題作。

ユニバーサル映画の歴史を作ったモンスターたちの夢の競演。ここに21世紀のオリジナルキャラクターであるヴァン・ヘルシングが加わることで、新たな伝説が始まった!

主役のヴァン・ヘルシングには、「X-MEN」シリーズのヒュー・ジャックマン、監督は「ハムナプトラ」シリーズのスティーブン・ソマーズが務めるのも楽しみの一つ。

因みに「ヴァン・ヘルシング」の名前の由来は、英国の女流作家ブラム・ストーカーが著わしたゴシックホラー「吸血鬼ドラキュラ」に登場する吸血鬼研究家から。映画では別人ということになってますが…。

9月4日(土)より、日比谷スカラ座1ほか全国東宝洋画系拡大ロードショー!


《「ヴァン・ヘルシング」アトラクションDATA》
●料金/600円(入場料別途)、パスポート・ナイトパスポート・セット券の使用も可能

《東京ジョイポリスDATA》
●住所/東京都港区台場1-6-1
●地図/Yahoo!地図情報
●アクセス/東京臨海新交通ゆりかもめ「お台場海浜公園」駅から徒歩約2分
●営業時間/10:00~23:00、7月17日~8月31日は23:30まで、8月13~16日のみ9:30~23:30 (いずれも最終入場は閉場45分前) ※不定休
●料金/入場券高校生以上500円、パスポート(入場+アトラクション乗り放題)高校生以上3,300円、他
●お問い合わせ/Tel. 03-5500-1801
●HP/東京ジョイポリス


(C)2004 UNIVERSAL STUDIOS ALL Rights Reserved

映画モチーフのホラーハウス、次なるアトラクションはひらたかパークの「デビルマン」! 詳しくは次のページから。
  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます