映画でただのヒーローものじゃないおもしろさを再確認 |
死ぬかと思うくらい寒かった「アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライド」がグランド・オープニングを果たした日から早半年。アトラクションで大暴れしていたドクター・オクトパスがいよいよスクリーンに、映画『スパイダーマン2』のメインキャラクターとして登場します。
映画ではドック・オク
グリーン・ゴブリンとの死闘から2年。大学生になったピーター・パーカーの生活は多忙を極めていた。学業、アルバイト、そして事件が起こればスパイダーマンとなって駆け付ける、そんな毎日。煮え切らないMJへの想い、スパイダーマンに復讐を誓う親友ハリーとの関係、カメラマンを務めるデイリー・ビューグル紙のバッシングなど、ピーターはスパイダーマンであることに疲れていた。気になる人間ピーターのMJとの恋の行方は? |
ハリーは父が残したオズボーン社のプロジェクトを引き継いでいた。しかし実験途中に大事故が発生。すべてを失ったハリーに残されたのはスパイダーマンへの憎悪だけだった。凶悪なマッドサイエンティスト、ドック・オクと手を組み、スパイダーマンを陥れ、マスクに手をかけるチャンスを得た…。
ドクター・オットー・オクタヴィウスは、「人類のための研究」に信念を注いでいた。だからこそ、デモンストレーションで人工知能を備えた4本のアームが暴走を始めたときも自ら装置を止めることは考えもしなかった。事故もそれによって帰らぬ人となった最愛の妻も、スパイダーマンのせいと考えた。アームと融合し、凶悪なドック・オクとなって、スパイダーマンに闘いを挑むのだった。
マンガの映画化と侮るなかれ。原作のアメコミにも存在する枢機な登場人物たちの運命を描いた『スパイダーマン2』は、ただのヒーローものじゃありません。『スパイダーマン2』は、7月10日より日劇1ほか全国東宝洋画系にてロードショー。お見逃しなく。
アトラクションを深く楽しむために。
アトラクション「アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライド」をより深く楽しむためにも、『スパイダーマン2』は必見の映画です。もちろんストーリーは違うので注目したいのはキャラクターたち。スパイダーマンは、アトラクションではあっけらかんと闘っていますが、映画では落ち込んだり、恋をしたりと、かなり情緒的ですね。写真を撮るシーンもいっぱい。これはスパイダーマンではなく、ピーターが、ですが。
アトラクションでは「ドクター・オクトパス」ですが、映画では「ドック・オク」と名前で出ています |
アトラクションに出てくるドクター・オクトパス以外の悪役キャラも期待したのですが、総出演というわけにはいきませんね、もちろん。が、原作では悪役となるキャラが『スパイダーマン2』に多数顔を出しています。リザード(トカゲ男)になるドクター・コナーズ、マンウルフ(狼男)になるMJの新恋人ジョン、ハリー・オズボーンは2代目グリーン・ゴブリン。ちなみに悪役というわけではありませんが、デイリー・ビューグル紙の編集長J・ジョナ・ジェイムソンはアトラクションにも登場していた数少ないキャラのひとり。
みなさんもじっくり共通するキャラ、しないキャラを探してみませんか。
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