4月初旬~5月にかけて中国大陸からの砂漠の砂が大量に風に乗って、周辺諸国に飛来する黄砂。ここ数年は海を越えた日本でも黄砂が観測、大気汚染など影響をもたらしています。ここ韓国でもこの時期の黄砂は頭の痛い問題です。今回は春先の韓国旅行での黄砂への注意についてお届けします。
韓国の黄砂被害って?
中国大陸の砂漠の砂が大量に飛来するのが黄砂 |
韓国の気象庁では「今年はあと2~3回程、こうした深刻な黄砂が起こる可能性もある」と予測しています。黄砂には細かい埃や有害物質を多く含んでいると言われ、肌や呼吸器にはまさに大敵とも言える存在。現に黄砂が飛来する春先の韓国では黄砂との直積的な因果関係は未知数であるものの、皮膚や呼吸器の体調不良を訴える人も目立ちます。
大陸性気候で空気が乾燥しがちな韓国
黄砂はひどくなると鼻や喉の粘膜を痛めやすいと言われている。 |
また、旅先では季節に関係なくホテルなど大型の建物内では空気の換気がなかなかマメにできないものです。ホテルで夜、寝ている時に鼻や喉の粘膜が痛んだり、不快感を感じてしてしまう人も多いのでは? 韓国の家庭では空気の乾燥した冬場には加湿器が必需品で欠かせない存在となっていますが、ホテルなどでは浴槽に水を張ったり、部屋に塗れたタオルを干すことなどで幾分か部屋の加湿を与えるとも言われています。
次のページでは、旅行中運悪く黄砂に見舞われた場合の対策をご紹介!