どこで食べられる? ジャジャンミョンの美味しいお店
明洞にも中国雑貨や料理店が集まる一角がある。中華街としては仁川中華街が規模が大きい。 ©韓国観光公社 |
ソウルの繁華街で観光客にもおなじみの明洞エリアには小規模ながら中国雑貨や中華料理の店が立ち並ぶストリートがあり、中華料理店でもやはりジャジャンミョンは不動の人気だとか。
また、ソウル郊外の仁川(インチョン)国際空港がある都市・仁川。釜山が日本との交流が盛んで港町として栄えて来たように、仁川は中国や台湾からの船が多く行き交う港として発展を遂げてきました。
そのような事情から仁川は韓国で数少ない中華街が形成された街でもありましたが、朝鮮戦争による国内の混乱から1960年代以降、中華街は寂れ、衰退した時期もありました。しかし、中国の経済成長、中国からの観光客の増加や仁川国際空港の開港が重なったこともあって、仁川市は新たな観光プロジェクトとして中華街の再開発と整備を2000年代に入って進められたのです。そして、実はジャジャンミョンはこの仁川の中華街で作られたのが最初と言われています。毎年秋になるとジャジャミョンの早食いを競ったり、中国の伝統芸能の披露などを行なう「仁川ジャジャンミョン祭」というイベントも行なわれています。
仁川中華街は韓国のジャジャンミョン発祥の地とされている。写真は中華料理店の豊美(プンミ)。ジャジャンミョンは単品で5,000ウォン(700円)©Menupan.com |
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■豊美(プンミ)(韓国語)
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