韓国を代表する学生街の1つが新村(シンチョン)と梨大(イデ)エリアです。明洞(ミョンドン)、東大門(トンデムン)といったソウルの中心部からも近く、延世(ヨンセ)大学といった名門の伝統校を抱えていることからグルメやショッピングのスポットとしても注目される人気エリアです。今回は新村をお届けしていきます。

ロケ地としても人気の新村(シンチョン)エリア

蔦に包まれた校舎は延世大学のシンボルともいえる ©韓国観光公社
ソウル地下鉄2号線の新村(シンチョン)駅周辺には延世大学をはじめ、西江(ソガン)大学、弘益(ホンイク)大学といった韓国の有名私立大学が集まっています。特に延世大学は韓国のトップ3大学として校風などから日本の慶應大学と比されることもあり、また古くから韓国語を学ぶ学生を海外から受け入れていたことでも知られています。大学が集中しているということから、新村駅周辺には食堂やカフェ、屋台、居酒屋、ナイトクラブといったグルメのスポットが数多く点在していて昼夜を問わず若者の活気と熱気であふれています。

また新村周辺は実はドラマのロケ地としても度々利用されてます。『冬のソナタ』に続いて韓流ドラマとして日本でも人気を博した『美しき日々』(イ・ビョンホン、チェ・ジウ主演)のロケにも延世大学をはじめ新村周辺が多く登場しました。延世大学のキャンパスは自由に出入りができる上、都会の大学キャンパスでありながら広々として落ち着いているので思わず外の喧騒を忘れてしまいそうです。学生気分で韓国の大学の雰囲気を味わってみてはいかがですか?

グルメスポットが豊富! 新村の焼肉地帯

新村エリアは焼肉の激戦区!
明洞が観光地化され外国人観光客の割合が高いのに対し、新村エリアは周辺大学で学ぶ学生や留学生、地元の住民といった人の姿も多く見受けられ、庶民的な雰囲気がただよいます。また、新村周辺のグルメスポットの魅力は何と言っても焼肉からファストフードまであらゆるジャンルの店が揃い、価格も他のソウルの観光スポットに比べて安いということ。では、新村エリアで人気のお店をご紹介しましょう。

新村を歩いていて特に目につくのが焼肉やチゲ(鍋)料理のお店。さすがは大学が集中するエリアというだけあって、大人数で食べられる料理を提供するお店が多いです。新村駅から徒歩10分程のところには「焼肉地帯」という名前で呼ばれる焼肉店が集まった一角があり、夜になると学生や飲み会をする会社員の姿で溢れています。

キチャキルワンカルビは韓国の地元メディアでも何度か登場したことがある人気の焼肉店。店名の「キチャキル」は「汽車の通る道」、「ワン」は「王」という意味です。おなじみの牛カルビから豚の三枚肉であるサムギョプサルもあります。予算は1人、1万ウォン(1,200円)程から。かつては韓国ではここ数年、物価の上昇率が大きいため、こちらの焼肉店でも以前に比べて値上がりをしましたが、それでも焼肉と一緒に食べる生野菜やナムルやキムチのおかずのおかわりも自由で、焼肉の後のご飯やチゲを含んだ値段の上、明洞や江南(カンナム)といったエリアで食べるよりは安いことは間違いありません。きっとお腹も充分に満たし満足になりますよ。

<DATA>
キチャキルワンカルビ(韓国語)
  • 住所:ソウル市麻浦(マポ)区倉前(チャンジョン)洞4-2

  • 電話番号:02-332-9543

  • 営業時間:24時間

  • 休業日:年中無休

  • 日本語:不可

  • アクセス:ソウル地下鉄2号線・新村(シンチョン)駅(2号線40番の駅)を下車、8番出口を出て進行方向を直進し、朝興(チョフン)銀行を過ぎて50m程先の角を左手に曲がり直進、さらに道の突き当りを右手に曲がると店舗があります。


  • 【関連記事】
  • えっ、そうなの!? 豚肉は焼肉の真の主役
  • (All About韓国)

    続いては日本でも人気になったあの韓流映画にも登場したお店をご紹介します!