韓国/韓国関連情報

取材を忘れたミヤビな味をご紹介! 宮廷御用達鍋、神仙炉(2ページ目)

なんと取材をするのを忘れさせた神仙炉。それは味だけでなく見た目も麗しく、なるほど韓国宮廷料理と納得の一品です。オンドルのきいた部屋で豪華な気分で食べる冬の鍋料理をご紹介します。

執筆者:河村 裕美


私たちが訪れたのは新村にある「石蘭」というお店です。
門のところにはピシッとスーツを着込んだ店員さんが予約を確認し、部屋に案内してくれます。門を一歩くぐると手の行き届いた庭とそれを囲むように立てられた瀟洒なつくりの建物が印象的です。

ちょうど、私たちが着いたときに食事が終わって出てきた家族らしき一行が豪華な車に乗り込むところでした。ここは、韓国の商社がよく接待に使うお店だそうです。部屋はオンドルの部屋と洋室があります。


私たちが今回利用したのはオンドルの部屋でした。部屋はゆったりとした広さとほんのり暖かい床が心地よい品のいいお部屋でした。各部屋担当の店員さんがお料理を運んできてくれます。彼女が一つ一つ丁寧に運んでくるたびに料理の名前や食べ方などを説明してくれます。

彼女の洗練された話し方や作法からお店のお客様に対する教育の高さが感じられます。料理も色も美しく、味も絶品です。その中でも一押しが今回ご紹介した神仙炉でした。今回私たちが食べたコースは両班定食(35000ウォン:約3500円)でした。定食は24000ウォン(約2400円)からあります。

この石蘭はあちこちのガイドブックやホームページでも紹介されていますが、
[要予約、日本語不可]と書いてあるので、オールアバウトのユーザーから「行きたいけど韓国語ができないからいけない!」という悲痛なメールを何度かいただきました。しかし、ご心配なく!日本から電話をかけて、日本語でちゃんと予約できます。韓国語はぜんぜんわからないというユーザーの方に日本語で大丈夫とアドバイスしたところ、「店員さんの日本語はちょっとたどたどしかったけど、とても親切に対応していただいた」とメールをいただきました。最初に電話に出る人に日本語で話し掛けると、ちゃんと日本語のわかるスタッフに替わってくれます。安心して電話してくださいね。寒いソウルの冬にほかほかのオンドル床とあつあつの神仙炉はきっとあなたを大満足させてくれます!

石蘭の日本語ホームページ。メニューが写真入で見られます。ここから予約はできません。

【石蘭】ソウル市西大門区デシン洞 50-5  TEL 82-2-393-4690
地下鉄の路線案内
3号線 : 独立門駅で下車、8番か8-1番のマウルバスを利用 - 延世大東門会館で下車
2号線 : 新村駅で下車、3番出口を出た所から8番か8-1番のマウルバスを利用 - 梨花女子大裏門で下車


今回写真をお借りした韓国観光公社のホームページです。
【韓国観光公社】
http://japanese.tour2korea.com/
こちらも韓国観光公社のページです。許可をいただきここからお写真をお借りしました。神仙炉について詳しく各材料の効能などが書かれています。
http://japanese.tour2korea.com/site/data/html_dir/
2001/05/15/20010515000005.html
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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