横浜がフランス色に！横浜フランス月間2008

横浜フランス月間ロゴ。第1回から使われているので、もうおなじみですね

2008年で4回目となる「横浜フランス月間」。1ヵ月間、フランスに関するさまざまなイベントが横浜市内のあちこちで行われます。2008年は日仏交流150周年となる記念の年。「フランスアートを愉しむ横浜」をテーマに、見る・聴く・食べる・体験する──横浜にいながらフランスに触れることができるイベントを、楽しんでみてはいかがでしょう。

なぜ、横浜でフランス？

そもそもは、横浜フランス月間がはじまった2005年、「ルーヴル美術館展」と「フランス映画祭」が同じ時期に行われたことがきっかけです。「横浜の初夏と言えばフランス！」を目指し、6月を「横浜フランス月間」として、フランスが感じられるイベントが多く企画・開催されました。

さらには、フランス軍が駐留した「フランス山」があったり、フランス・リヨン市と姉妹都市提携していたり、日本にはじめてフランス料理などの西洋料理が入ってきたり──開港以後、横浜とフランスは深いつながりがあったことも理由に挙げられます。

横浜フランス月間の期間中、気軽に楽しめるイベントをご紹介します。

フラワー＆アートを愉しむ！

テーマである「フランスアートを愉しむ横浜」が感じられる、気軽に参加できるイベントを紹介します。
■プリフェア2008

プリザーブドフラワーのアレンジ展示。すばらしい作品の数々を見ることができます（昨年のようす）

フランス発祥の枯れないお花「プリザーブドフラワー」の展示会。週末には、無料体験レッスンやフラワーデザイナーによるデモンストレーション、神田うのさんを特別ゲストに迎えてのブライダルブーケショーも行われます。体験レッスンは要予約なので、お早めにお申し込みください。

左：昨年のようす。たくさんの人が訪れ、プリフェアを楽しみました　右：6月15日(日)には、神田うのさん（写真）によるブライダルブーケショーが開催

・日時：2008年6月9日(月)～6月15日(日)11:00～20:00
・場所：ランドマークプラザ3Ｆ公共廊・1Fガーデンスクエア・フェスティバルスクエア
・無料　※体験レッスンのみ要予約、花材費がかかります
・HP：プリフェア2008

■ネオジャポニスム

日本とフランス、東西が融合するライフスタイルを提案する展示会「ネオジャポニスム」

山手西洋館では、2008山手西洋館フェスタJUNE～花と器のハーモニー～「Neo Japonisme（ネオジャポニスム）」と題した展示が行われます。各館で、フランスを代表する洋食器ブランドと日本を代表する伝統工芸の器を使い、さまざまなジャンルのクリエイターによるコーディネイトが展開されます。日本文化のもつ良さと、フランスのもつエレガントなエスプリを自由な発想で組み合わせた、東西融合のライフスタイルを提案してくれます。展示のほか、セミナーなどのイベントも開催。
・日時：2008年6月14日(土)～6月22日(日)9:30～17:00
・場所：山手西洋館
・無料　※アーティストトークは有料（2,000円）、要予約
・HP：山手西洋館

＜合同イベント＞
・花と器のハーモニーin MOTOMACHI　6月14日(土)～22日(日)
・花と器のハーモニーin SOGO YOKOHAMA　6月10日(火)～23日(月)
・花と器のハーモニーwith 神奈川フィルハーモニー管弦楽団　8月7日(木)
くわしくはこちら→ネオジャポニスム「合同イベントのご案内」

■横浜フランスヴィデオコレクション2008

ジェンダーや身体をテーマに制作されたビデオや展示が行われる「横浜フランスヴィデオコレクション」

フランスのトップアーティストが制作した、ビデオ作品や写真インスタレーションが楽しめるビデオアート展。28日、29日には、キュレーターやアーティスト（フランスヴィデオアートシーンを代表するパスカル・リエーヴルとリディ・ジャンディパネル）による講演、上映会も開催されます。

・日時：2008年6月28日(土)～7月6日(日)11:00～19:00
・場所：横浜赤レンガ倉庫1号館
・入場無料　※講演会のみ有料（会員500円、一般800円）
・HP：日仏学院「横浜 フランスヴィデオコレクション2008」

次ページでは、トリコロールライトアップや「飲む！食べる！」イベントを紹介します。