マリオン方面を望む。右手が有楽町駅。 |
朝日新聞と日劇が解体され、マリオンが誕生したのも今は昔。
紆余曲折を経て、この秋、有楽町駅前が新しくなりました。
有楽町駅前に「イトシア」がオープンしたことによって、新しい駅前広場が生まれました。
また、有楽町の改札前から、地下鉄の銀座駅前まで、地下道も新たに新設され、銀座への新しいアクセスが誕生しました。
イトシア(ITOCiA)
www.itocia.jp
有楽町駅前再開発の目玉として10月12日にOPEN。
地上21階建ての高層棟と地上5階建ての低層棟が地下階でつながっている。
高層棟の1~8階に「有楽町マルイ」。
こんな所に南町奉行所の痕跡が。しかし、知ってか知らずか椅子に利用されております・・・。 |
●特長 1~4階の「イトシアプラザ」にはカフェ&レストラン。映画館「シネカノン有楽町2丁目」。あの「マイアミ」や有楽町駅前で営業していた「甘味処 おかめ」も入店した。
「イトシアフードアベニュー」は27店舗から成る食の専門ゾーン。行列のできるドーナツ店「クリスピー・クリームドーナツ」もこちら。12月現在、まだ長い列ができていましたよ!
●名前の由来 「愛しい+ia(場所を表す名詞語尾)」
●ウンチク 江戸時代には大岡越前で知られる南町奉行所が、この場所にあった。駅前からイトシア地階へおりる階段脇にその痕跡が。地下道には出土した品々が保管されていた大きな木箱が展示されている。
駅を出ると、どーんと目の前にあらわれるマルイ。右がイトシアプラザ。 |
[リンク] 有楽町イトシアレストラン情報(All About女性のためのグルメ情報)
有楽町イトシア スイーツ情報(All About 洋菓子)
有楽町イトシア 本と珈琲の愉しみ(All About カフェ)
椿屋珈琲店、有楽町茶寮(All About カフェ)
有楽町マルイ
www.0101.co.jp/yurakucho/index.html
●特長 ターゲットは35歳前後の「おしゃれな社会人」。グリーンを配置し、通路を広くとったゆったりとした店内。
●ウンチク 5階は、下着やパーティドレスなどを扱う“男子禁制フロア”。各フロアのコンセプトごとにBGMが作られ、もちろん時間によっても変わる。耳からマルイを楽しんでみてください。
マロニエゲート
個性的な外観のマロニエゲート |
銀座2丁目、プランタン銀座に隣接して9月1日OPEN。地下4階、地上12階。
入店する東急ハンズも「GINZA HANDS」をコンセプトに、他店とはひと味違ったコンセプト設定をしています。コスメやアロマ・グッズが豊富にそろった5階フロアは、女性なら一度は行って損なしだと思います。
●特長 9月1日OPEN。地下1階~4階までがファッション・雑貨フロア(ユナイテッド・アローズは都内最大規模)。メンズが充実しているのも特徴だ。
5~9階には「自然環境・暮らし環境・ビジネス環境のクオリティアップ」をコンセプトに、東急ハンズが銀座に初出店。
10~12階のレストランフロア。タイ・シルクで有名なジム・トンプソンがプロデュースするタイ・レストランなど、初出店、初業態も多数。
●名前の由来 銀座マロニエ通りの入り口に位置することから。新しい出会い・発見の入り口(GATE)となるようにとの願いもこめられている。
●ウンチク ガラスカーテンウォールでおおわれたユニークな外観は、見る角度によって光の反射が微妙に変化する。夜は四季おりおりにライトアップが。「伝統工芸にみられる日本文化特有の「にじみ」の表現を内側に配している」(公式サイトより)とのこと。
建物内の空間は1本の樹に見立てられている。
[リンク] ここがおいしいマロニエゲート(All About女性のためのグルメ情報)
プランタン銀座
9月14日リニューアルOPEN。開店は1984年。会社帰りに必ず寄り道した、という30代、40代も多いかも。
●特長 本館地下2階のフードフロアが充実。「毎日通いたくなるマルシェ(市場)のような食空間」をうたう。ワインの品揃えも銀座最大級。
バッグ売り場は10倍に、靴売り場も拡張された。また、これまで銀座にはなかった“大人カジュアルな服”もそろえている。
●ウンチク 「プランタン」はフランス語で「春」のこと
[リンク] プランタン銀座デパ地下情報(All About洋菓子)
プランタン銀座「ライトスイーツ」(前編) 「和スイーツ」(後編) (All About和菓子)
プランタン銀座「最新ランチ情報」(All Aboutランチスポット首都圏)
ニッタビル
http://www.midcity.jp/nitta/
新橋方面からも徒歩5分、銀座8丁目の銀座コリドー街に9月20日に誕生。地下1階、地上10階。
4~6階のオフィスフロア以外に、12の飲食店が入店しています。
●特長
ベルギービールと欧州料理の楽しめる「ベルジアン・ビア カフェ アントワープシックス」はじめ、深夜まで(一部は朝まで)気軽に楽しめる飲食店がそろう。意外に夜の早かった、深夜の銀座に朗報。
12月には古き良き懐かしい音楽を楽しめる老舗ライヴレストラン、ライヴハウスケントス も移転してきました。
●ウンチク
もともとニッタビルは1930年に建てられ、戦火もくぐりぬけたクラシックなたたずまいを残す建物でした。大きな半円形のアーチ窓の面影は、1階のベルギーカフェの外観に見つけることができる。
ところでコリドー街とは、有楽町駅から新橋駅にかけての高架下に並ぶお店、またはストリートの総称。気軽に立ち寄れる飲み屋やカフェなどがたくさんある。コリドー(corridor)とは、フランス語で回廊のこと。ぶらぶらと街めぐりを楽しみたい。
銀座コリドー街については、こちらの公式サイトをご覧ください。
www.gnavi.co.jp/corridor/
[リンク] 知っておきたいベルギービール基礎知識(美食の旅・海外)
銀座ベルビア館
http://www.midcity.jp/velviakan/
並木通り沿いに4月オープン。ターゲットは30~40歳。、こだわる大人たちに、クオリティーの高い、とっておきの場所を提供しています。
●特長
個性豊かなテナントがファッション、インテリア、飲食店まで33店。リアル・フリートのオリジナル家電ブランド「amadana(アマダナ)」、中目黒からスタートしたインターナショナルデザインストア「BALS TOKYO」などは、まさにコンセプトにぴったりだ。9階には、ミッドタウンに続き国内2店舗目となるコンランレストラン「ICONIC」も入店している。
●ウンチク
店名は、ベルベットのような高い質感のスペースを意味する。また、昭和24年~44年までこの地に、富士フィルム本社があったところから、質感表現では定評のある富士フィルムの超高画質フィルム「Velvia」にも通じているのだ。
開発が進む、有楽町駅前ですが、一方で、ガード下など、そこここには再開発前から頑張っていたお店も。
こちらも有楽町と共に時間を刻んできた、もう一つの顔です。共存共栄で、より魅力的な街になるよう期待したいですね。
大手町・丸の内・有楽町地区 再開発計画推進協議会
www.lares.dti.ne.jp/~tcc/index.html
Marunouchi.com
www.marunouchi.com/