東京ステーションシティ
www.tokyostationcity.com/東京駅舎を見守るように建つ、グラントーキョーノースタワーとサウスタワー。2011年春をめざし、駅舎の保存・復元計画が進んでいる。 |
東京駅周辺エリア全体をひとつの街にしよう、という構想のもと、駅を中心とした新しい街づくりが進んでいる。
東京ステーションシティとは、あらゆる分野において東京の顔となるその一体の総称。すべてが完成するのは2013年の予定だ。
八重洲口にすでにオープンしている、グラントウキョウノースタワー、グラントウキョウサウスタワー、エキナカと呼ばれるグランスタ、そしてサピアタワーなどが含まれる。
大正3年に建築され、愛されてきたプロジェクトの主役とも言える駅舎は、現在、工事中。赤レンガの外観はそのままに、戦災で失われた南北二つのドーム、3階部分が、2011年春には復元される予定。従来のように、ホテル、ギャラリーとしても利用される。
グランスタ
http://gransta.jp/
東京駅の改札の内側にあった商業施設、いわゆる“エキナカ”が生まれ変わった。
久しぶりに東京駅を訪れると、ここってデパート??と見間違うほど。誕生によって、八重洲口と丸の内口も地下で結ばれたことになる。
東京駅から旅に出るときは、少し早めに着いて、エキナカを楽しみましょう。
●特長
47ショップのうち、30以上がエキナカに初出店。帰省するときもおみやげや、弁当などもぐっとラインナップが広がり、温かいお総菜を車内で食べられるようになった。
日本酒やお酢のスタンドバーなども、東京駅に新たな楽しみをプラスしてくれた。
●ウンチク
グランスタとは、「Grand」と4つの“Sta”「Station」「Stasus」「Start」「Stage」による造語。
グランアージュ(Gran Age)
www.tokyoinfo.com/granage/index.htmlグラントーキョーサウスタワー地下1階にある22店舗からなる商業施設で、近くのオフィスで働く人が主な対象に。
隣接する「パシフィックセンチュリープレイス丸の内」のレストラン&ショップ「Age(アージュ)」と相互に行き来できる。
「パシフィックセンチュリープレイス丸の内」にはラグジュアリー・ホテル「フォーシーズンズホテル丸の内 東京」も。
グラントウキョウ ノースタワー・サウスタワー
八重洲口に建つ2つの高層ビル。高さ 205mは、新丸ビルを抜いて、界隈では第一位。ただしオフィス中心のため展望フロアなどはない。2つのビルは、将来的にはデッキで結ばれるとのこと。
しかしあきらめるのはまだ早い。ノースタワーの地下1階~13階に入店する大丸東京店の12、13階レストラン・フロアに注目を。また京都で有名なイノダコーヒーが出店するなど、大丸東京店、各階のカフェからも目が離せない。大丸東京店は今後、さらに規模を拡大する予定だ。
サピアタワー
www.jebl.co.jp/outline/sapiatower/index.html
東京駅の日本橋口と直結する、地上35階、地下4階建てビル。27階以上は、「ホテル メトロポリタン丸の内」。他の施設との大きな違いは、14の大学や研究機関がここにオフィスを置くことと、1700人を収容する大会議室「東京ステーションコンファレンス」があること。 東京の玄関口にこうした施設ができたことは、画期的と言えるだろう。
●ウンチク
名前は知恵をあらわす「sapience(サピエンス)」からつけられた。
クニギワ
丸の内仲通沿いにある、国際ビルの地下にオープンしたこだわりの飲食ゾーン。路地の感覚を現代的センスでプロデュース。市場のように、活気づいている。1.000円以下のランチなど、お財布にうれしい価格設定もそこここに。
---------------------------
さて、新規オープンではありませんが、こんなところも、おさらい・・・
丸の内OAZO
丸の内口の大手町よりに建つ、5つのビルから成る複合商業施設。丸の内ホテル、大型書店丸善丸の内本店なども、ここに。
東京ビル TOKIA
国際フォーラム寄り、東京ビルディングの地下1階~3階をしめる商業ゾーン。「All day、Any day、食と音楽と美を楽しめるAmusement」をコンセプトに、ライヴレストラン「コットンクラブ」や、大人の夜遊びが楽しめるスタイリッシュな店がそろっている。