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縁結び神社の限定ほたる守りと螢の森(2ページ目)

縁結びの神社としても知られる、飯田橋にある東京大神宮では、夏季限定で「ほたる守り」を授けてくださいます。境内の小さなせせらぎには螢が舞う姿も。七夕祈願祭のご案内もあわせてどうぞ。

執筆者:妹尾 みえ

鈴蘭は、想いが叶うよう「叶結び」で結ばれている

幸せへの想い叶える鈴蘭守り


そのお守りとは、「縁結び鈴蘭守り」。見目だけでなく、チリチリと鳴る鈴の音も愛らしいんです。
スズランの花言葉は「幸福が訪れる」だとか。ふたつの想いが一つになるといいですね。
合わせて、鈴蘭の描かれた縁結び絵馬を掛けるといいかもしれません。

このほかにも、迷ってしまうほど、たくさんの縁結びのお守りやお札がありました。 公式サイトにも紹介されています。

織姫さまの短冊に託す七夕の夜


古事記に描かれた男女の姿を描いた絵馬

縁結びの神社、東京大神宮では「七夕」も大切な行事のひとつです。
「七夕祈願祭」は 7月7日、午後7時から。
当日、決められた時間までに集まり、初穂料を納めれば参列できるそうです。

また、用意されている「織姫短冊」に願いごとを書いて納めると、御神職と巫女さんらが、笹竹に結びつけてくださいます。短冊は7月7日土曜日まで受けつけています(飾り付けていただけるのは前日まで)。言い忘れましたが、男性用に「彦星短冊」もあるそうなので、片思いの男性の皆さんはもちろん、彼氏を誘ってお詣りするのもよい機会かもしれません。

短冊の揺れる笹竹は7月8日まで飾られます。
ライトアップされて、ちょっと幻想的ですよ。

東京のお伊勢さまとして


繁華街の真ん中に現れる神域。大鳥居を前に身が引き締まる
このように最近は、良縁を願う神社としてとりあげられることが多い東京大神宮ですが、その別名は"東京のお伊勢様"。

一生に一度は伊勢神宮にお詣りしたい・・・それは江戸の庶民の切なる願いでした。しかし、さすがに伊勢は遠い。すべての人が叶えられたわけではありません。
そうした状況を受け、明治時代に伊勢神宮の遙拝殿(ようはいでん)として創建されたのがこの神社の始まりです。明治13年(1880)のことでした。

祀られている神様も、伊勢神宮と同じく、すべての国民を守ってくださるとされる「天照皇大神(あまてらすすめおおみかみ)」 、そして農業、諸産業、衣食住の神様「豊受大神(とようけのおおかみ)」です。

いつ訪れても屋根に見惚れてしまう
最初は日比谷にあって<日比谷大神宮>とよばれていたそうです。今の場所に移ってきたのは昭和3年(1928)のこと。<飯田橋大神宮>と名前も変わり、今の名前に改まったのは、戦後になってからです。

東京には特に格式の高い神社を「東京五社」と呼んでいます。明治神宮、靖國神社、日枝神社、大國魂神社、そしてこの東京大神宮がそうです。確かに、他の神社に比べると、敷地こそさほど広くはありませんが、縁結びに限らず、東京の重要なお社として、老若男女問わず、一度でかけてみるとよいでしょう。
九段も近いので、靖國神社へ足を伸ばすこともできます。

東京大神宮
住所:千代田区富士見2-4-1
交通:JR総武線「飯田橋」駅西口(新宿寄り)徒歩3分、地下鉄有楽町線・南北線「飯田橋」駅B2a出口徒歩5分、東西線・大江戸線「飯田橋」駅 A4出口徒歩5分 
http://www.tokyodaijingu.or.jp/index.html

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