こちらがほたる守り。初穂料は500円です。つまようじより頭一つ小さいくらいのコンパクトサイズ

夏だけの癒し「ほたる守り」
~螢が舞う都会の小さな森~

夏季限定の「ほたる守り」を授けていただくため、 飯田橋の東京大神宮へ行ってきました。
JR総武線・飯田橋駅西口から3分あまり。繁華街を抜けると、カフェの向こうに大きな鳥居が見えてきます。

「ほたる守り」は、安らぎと癒しをもたらしてくれるお守りとして、毎年6月~8月に授与されます。黒地に金糸で「おまもり」の文字。せせらぎとホタルをモチーフにした、落ち着いた雰囲気のお守りです。
携帯電話に合わせてみると、紐は、 ストラップにちょうどいい長さでした。

拝殿の隣に水の音。そして大きなシイノキが木陰を作ります

境内には、小さいながら手入れの行き届いた清らかなせせらぎがあり、気象条件が整えば、ホタルが舞うこともあるそうです。ただし、携帯電話やデジカメでの撮影(特にフラッシュ)はくれぐれも避けてくださいね。
6月1日からは夜9時まで、境内が開放されています。会社帰りに夕涼みがてら、おでかけになってはいかがでしょう。

流れの傍らに「都会のなかの小さな森を育てています」と書かれた立て看板が立っていました。

下のフライパンのような部分は、せせらぎの俯瞰図です

目高(めだか)
大和沼蝦(やまとぬまえび)
葦登(あしのぼり)
川蜷(かわにな)
仏泥鰌(ほとけどじょう)
螢(ほたる)

このせせらぎに棲む生き物たちだそうです。漢字の字画も響きも、とても 新鮮で、イラストと合わせて何度も心の中で読んでしまいました。


縁結びの神社で、神様に願い文を書く

若い女性たちが次々と。右側の白い台で願い文を書くようになっていました

この日は、平日の午後でしたが、次から次に若い女性が訪れるのでちょっとびっくり。最近、女性誌でとりあげられる事も多いとは聞いていましたが、縁結びの神様として、定着しているんですね。

なにしろ、神前結婚式は、明治34年、この東京大神宮から始まったと言われます。それまで、結婚式と言えば家庭で挙げるのが一般的だったため、人々の目にはとても新鮮に映ったようです。


社務所の前の広場では、設置された長机にまるで頭をこすりつけるようにして、必死に鉛筆を走らせる女性たちの姿が。なんだろう、と近寄ってみると「願い文」を書いているところでした。

こちらが願い文。通常は3色で、月代わりでもう一色加えているとのこと

「願い文」とは、神様へ出す手紙。
お願いごとや、誓い、あるいは神様への感謝の気持ちをつづり、それらが実を結ぶようにと、紐で結び封をします(手順は、長机の前に解説がありました)。納めた願い文は、翌朝、神前に納めていただけます。

よし、私もこのチャンスに!と、しばし長机の前で鉛筆を片手に思案したのですが、これ!という一言が見つからず、また書き出せば際限がなくなりそうで、今回はあきらめました。


その代わりと言ってはなんですが、愛らしいお守りを授けていただきました!